特許
J-GLOBAL ID:200903079791002118

車両用インターフェイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135340
公開番号(公開出願番号):特開平6-323832
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 眼球位置を拘束しない自由空間においても、眼鏡装用の車両運転者の注目方向を的確に精度よく計測できる車両用インターフェイスを提供する。【構成】 画像入力手段1において互いに位置を異ならせて設けられた複数の光源2a、2b、...を個別に点灯して眼球部を照明し、その反射像を撮像して複数の画像データを得る。差分演算手段3で2つの画像データの差分演算を行なったあと、ずれ量計測手段4で反射像の位置ずれ量を計測し、角膜反射像抽出手段5が所定値以下の位置ずれ量をもつ反射像のペアを角膜反射像として抽出する。この角膜反射像の位置を用いて注目方向算出手段が注目方向を算出する。差分演算によりペアの判別が容易となり、自由空間で眼鏡フレーム等の反射像が混入しても高精度に注目方向が算出できる。算出した注目方向によって、車両に情報伝達を行い、スイッチ操作などを行う。
請求項(抜粋):
車両運転者の眼球部を照明する光源と、該光源による明るさ分布を入力する撮像手段と、前記明るさ分布から運転者の注目している方向を算出する手段を有し、運転者の注目している方向によって、車両への情報伝達を行なう車両用インターフェイスにおいて、互いに位置を異ならせて設けられ車両運転者の眼球部を個別に照明する複数の光源を備え、前記照明ごとに前記眼球部における反射像を撮像して複数の画像データを得る画像入力手段と、該画像入力手段で得られた複数の前記画像データのうち、2つの画像データの差分演算を行なう差分演算手段と、前記差分演算結果に基づいて得られる反射像の位置ずれ量を計測するずれ量計測手段と、前記位置ずれ量が所定値以下である反射像のペアを角膜反射像として抽出し該角膜反射像位置を求める角膜反射像抽出手段と、前記角膜反射像位置を用いて、車両運転者の注目方向を算出する注目方向算出手段と、算出された注目方向に応じて、車両への情報伝達を行なう情報伝達手段とを有することを特徴とする車両用インターフェイス。
IPC (3件):
G01B 11/26 ,  B60K 35/00 ,  G03B 13/02

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