特許
J-GLOBAL ID:200903079804426800

含フッ素ベンゾフェノン誘導体およびその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉名 謙治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337237
公開番号(公開出願番号):特開平7-089895
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】紫外線吸収剤として有用であり、耐熱性、耐候性に優れ、特にフッ素樹脂との相溶性に優れる新規な含フッ素ベンゾフェノン誘導体を提供する。【構成】2-ヒドロキシベンゾフェノン骨格とポリフルオロ炭化水素基を有する含フッ素ベンゾフェノン誘導体。ただし、ポリフルオロ炭化水素基は、炭素原子を2〜22個有する1〜2価の基である。
請求項(抜粋):
一般式(1)、(2)、または(3)で表される含フッ素ベンゾフェノン誘導体。 Φ1 (-X1 -Q1 -Rf1)n ・・・(1) Φ2 -X2 -Q2 -Rf2-Q3 -X33 ・・・(2) Φ4 -X4 -Qf -X55 ・・・(3)ただし、Φ1 は、化1で表される2-ヒドロキシベンゾフェノン骨格(ただし、Yは水素原子または水酸基を示す。kとmは結合部位の数を示し、kは0〜3の整数、mは0〜3の整数を示し、1≦(k+m)≦4である。)を示す。【化1】nは、(k+m)と同じであり、1〜4の整数を示す。Φ2 、Φ3 、Φ4 、およびΦ5 は、それぞれ、化1における(k+m)が1である2-ヒドロキシベンゾフェノン骨格を示す。X1 、X2 、X3 、X4 、およびX5 は、それぞれ、単結合または酸素原子を示す。Q1 は、単結合またはX1 と炭素原子で単結合している2価の連結基を示す。Q2 およびQ3 は、それぞれ、単結合または2価の連結基を示す。Rf1は、炭素数が2〜22個で、炭素原子の一部がエーテル性酸素原子で置換されていてもよい1価のポリフルオロ炭化水素基を示す。Rf2は、炭素数が2〜22個で、炭素原子の一部がエーテル性酸素原子で置換されていてもよい2価のポリフルオロ炭化水素基を示す。Qf は、Q4 -Rf1を1個以上有する2価の連結基を示す(ただし、Q4 は2価の連結基を示し、Rf1は上記と同じ意味を示す。)。
IPC (10件):
C07C 49/83 ,  C07C 69/63 ,  C07C 69/708 ,  C07C 69/712 ,  C07C311/06 ,  C07C311/24 ,  C08J 5/18 CEW ,  C08K 5/07 ,  C08L 27/12 KGV ,  C09K 3/00 104

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