特許

J-GLOBAL ID：200903079805562871

高靭性セラミックス部材

発明者： 深澤 孝幸 ,  五戸 康広 ,  拓植 章彦
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 鈴江 武彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-054987
公開番号（公開出願番号）：特開平5-254950
出願日： 1992年03月13日
公開日（公表日）： 1993年10月05日
要約：

【要約】【目的】破壊特性に優れ、かつ低比重で信頼性の高いセラミックス部材を提供することを目的とする。【構成】非酸化物系セラミックスを母材とした焼結体からなる、高靭性セラミックス部材(11)である。前記焼結体は、独立気孔を内包する多孔性基体(17)と、基体の2の主表面に一体的に焼結された緻密な表層部(12、13)とを有する。基体は、気孔率が漸増しており、互い等しい厚さを有する気孔率遷移部(14、15)が、気孔率が最大となる最多孔性部(16)を介して、一体となった構造である。最多孔性部は、表層部と実質的に平行に延在している。母材は強化繊維を50重量%まで含むことができる。

請求項（抜粋）：

酸化物系または非酸化物系セラミックスを母材とし、該母材より破断歪が大きいセラミックス繊維を強化材として50重量%まで含み得るセラミックス材料の焼結体からなり、該焼結体は、独立気孔を内包する多孔性基体と、この基体の1の主表面に一体的に焼結された緻密な表層部とを有し、該基体は、最大気孔率を有する最多孔性部を、該表層部から離間して、かつ該表層部と実質的に平行に延在して有し、さらに該基体内において、該1の主表面から該最多孔性部に向かって、気孔率が漸増していることを特徴とする高靭性セラミックス部材。

IPC (2件)：

C04B 38/00 303 ,  C04B 35/80

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 特開昭60-036384
  
• 特開平3-279278
  
• 特開平2-034583
  
• 特開平3-045574
  
• 特開昭63-064906