特許
J-GLOBAL ID:200903079805674963

PCR増幅とハイブリダイゼーションプロービングアッセイとを組み合わせた方法およびそのための試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-533309
公開番号(公開出願番号):特表平11-504219
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】1つのオリゴヌクレオチドプローブを開示する。このプローブは、オリゴヌクレオチド、オリゴヌクレオチドの第1の末端に付着した蛍光物質分子、およびオリゴヌクレオチドの反対側の末端に付着した消光物質分子を含む。プローブは、ポリメラーゼの5'→3'エキソヌクレアーゼ活性による消化、およびポリメラーゼによる5'→3'伸長を受けないようにされる。本発明はまた、PCR増幅およびハイブリダイゼーションプロービングを組み合わせて行なう方法を含み、このような方法の1つは、標的核酸配列をPCR試薬および上記のようなオリゴヌクレオチドプローブと接触させる工程、ならびにこれらの試薬を熱循環に供する工程を含む。上記の方法の好ましい改良の1つは、増幅を促進するためのストランドディスプレーサーの添加をさらに含む。さらなる同様の組み合わせたPCRハイブリダイゼーション法が開示される。このような方法は、その5'末端が保護されたプローブを必要とせず、ここで、(i)ポリメラーゼは5'→3'エキソヌクレアーゼ活性を欠き、(ii)5'→3'エキソヌクレアーゼインヒビターが含まれ、そして(iii)エキソヌクレアーゼの非活性化工程が行なわれる。
請求項(抜粋):
オリゴヌクレオチドプローブであって: 標的ポリヌクレオチド配列にハイブリダイズし得るオリゴヌクレオチド; 該オリゴヌクレオチドの第1の末端に付着した蛍光物質分子; 該オリゴヌクレオチドの第2の末端に付着した消光物質分子であって、これにより、該オリゴヌクレオチドプローブが1本鎖状態である場合はいつも、該消光物質分子が、該蛍光物質分子の蛍光を実質的に消光し、そして該オリゴヌクレオチドプローブが2本鎖状態である場合はいつも、該蛍光物質が実質的に消光されない、消光物質分子; ポリメラーゼの5'→3'エキソヌクレアーゼ活性による消化を受けないようにされた5'末端;および ポリメラーゼの5'→3'伸長活性を受けないようにされた3'末端、を含む、オリゴヌクレオチドプローブ。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ZNA ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12Q 1/68 ZNA A ,  C12Q 1/68 Z

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