特許
J-GLOBAL ID:200903079809790755

分散処理システムの分散トランザクションコミット制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027731
公開番号(公開出願番号):特開平6-243072
出願日: 1993年02月17日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 分散トランザクションの整合性を保ちながら計算機間の通信オーバヘッドを少なくしてトランザクションのコミット制御を効率よく行う。【構成】 トランザクションの実行状態を記憶するログファイルを有する計算機にコミット制御プログラムを設け、このコミット制御プログラムでルートサブトランザクションから連絡されたサブトランザクションの識別子をもとに各サブトランザクション間の同期処理を行う。
請求項(抜粋):
通信ネットワークで接続した複数の計算機のそれぞれで、1つのトランザクションをコミット制御の調停者となるルートサブトランザクションとそれ以外のサブトランザクションとに分散して実行する分散処理システムにおいて、トランザクションの実行状態を記憶するログファイルを有する計算機にコミット制御プログラムを設け、前記ルートサブトランザクションからコミット準備指示を受けたルートサブトランザクションと異なる計算機上で動作するサブトランザクションがコミット準備の完了を前記コミット制御プログラムに連絡する第1の手段と、ルートサブトランザクションが、ルートサブトランザクションのコミット準備の完了とルートサブトランザクションと異なる計算機で動作するすべてのサブトランザクションの識別子を前記コミット制御プログラムに連絡する第2の手段と、前記コミット制御プログラムがルートサブトランザクションから連絡されたサブトランザクションの識別子をもとに、ルートサブトランザクションと異なる計算機で動作するすべてのサブトランザクションのコミット準備が完了したことを確認した後に、前記ログファイルに当該トランザクションがコミットした旨を記憶し、その後、ルートトランザクション及びルートトランザクションと異なる計算機で動作するサブトランザクションに当該トランザクションがコミットした旨を連絡する第3の手段とを有することを特徴とする分散処理システムの分散トランザクションコミット制御方式。
IPC (4件):
G06F 13/00 355 ,  G06F 12/00 518 ,  G06F 12/00 545 ,  G06F 15/16 370

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