特許
J-GLOBAL ID:200903079811368920

ATM呼受付制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-333728
公開番号(公開出願番号):特開平6-164621
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 ATM方式を用いた通信網を構成するATM交換機において、ユーザからのトラヒックパラメータ申告値を必要とせず、かつ交換機の外部トラヒック環境の変化にも柔軟に適応が可能であり、従って実現性の高いATM呼受付制御方式を提供することを目的とする。【構成】 本発明は上記目的を達成するために、交換機の通話路系から得られる、運ばれるトラヒック量の測定値及びセル転送状態の測定値と、交換機の呼処理系から得られる各品質クラスごとの同時呼接続数情報を利用して、呼受付可否を判定する。運ばれるトラヒック量の測定値と各品質クラスごとの同時呼接続数情報を基に、閾値テーブルを検索し、得られたセル転送状態閾値をセル転送状態測定値と比較することにより、呼受付可否を判定する。また運ばれるトラヒック量測定値及び各品質クラスごとの同時呼接続数情報を、セル転送状態測定値と共に神経回路網に加え、得られた神経回路網出力を、呼受付可否判定閾値と比較することによって呼受付可否を判定する。
請求項(抜粋):
ATM方式を用いた通信網を構成するATM交換機の呼受付制御方式において、交換機の通話路系から得られる、運ばれるトラヒック量を測定する運ばれるトラヒック量測定部と、交換機の通話路系から得られる、対応する出回線の使用率、対応する出回線上へ送出されるセルの転送遅延時間及びセル廃棄率等のセル転送状態を測定するセル転送状態測定部と、交換機の呼処理系から得られる各品質クラスごとの同時呼接続数情報、前記運ばれるトラヒック量測定値及び前記セル転送状態測定値を基に、呼受付可否を判定する呼受付制御部とからなり、ユーザからのトラヒックパラメータ申告値を必要とせずに呼受付可否を判定することを特徴とするATM呼受付制御方式。

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