特許

J-GLOBAL ID：200903079815430566

医療容器の口部及び医療容器

発明者： 高 畠 憲 一 郎
出願人/特許権者： 川澄化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-159992
公開番号（公開出願番号）：特開平5-184642
出願日： 1992年05月28日
公開日（公表日）： 1993年07月27日
要約：

【要約】【目的】 ブドウ糖、リンゲル、生理食塩液等の輸液容器等の医療容器の口部の改良であって、耐液漏れ性を改良した医療容器の口部及び医療容器を提供する。【構成】 口部本体2にゴム栓3が嵌合され、前記本体2とゴム栓3の上部にゴム栓押え4を嵌合した口部1であって、前記ゴム栓3の表面はラミネ-ト処理された口部1。口部1のゴム栓3は超音波ウェルダ-によって本体2とゴム栓押え4の間にかしめ嵌合されている。また医療容器32は、口部1を内部に薬液を充填した容器33に装着することにより構成される。【効果】 針をゴム栓に長時間穿刺した後、針を抜いた際の穿刺穴のもどりが早い(ゴム栓の弾性回復力が早い)ので液漏れを確実に防ぐことができる。また輸送時や医療容器の内部が加圧状態になっても密封性が維持されるので、液密性が優れており、陥没(ゴム栓の容器内への落ち込み)等のトラブルは生じることがなく安心して容器33内部の薬液を取り出すことができる。

請求項（抜粋）：

口部本体2にゴム栓3が嵌合され、前記本体2とゴム栓3の上部にゴム栓押え4を嵌合した医療容器の口部1(以下「口部1」)であって、前記ゴム栓3の表面はラミネ-ト処理されたことを特徴とする口部1。

IPC (3件)：

A61J 1/05 ,  A47G 19/22 ,  B65D 39/04

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭63-296756
  
• 特開平2-136139
  
• 特開平1-178261