特許
J-GLOBAL ID:200903079818253401
工作機械の主軸温度制御方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138598
公開番号(公開出願番号):特開平5-329743
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 工作機械の主軸起動時に主軸温度が短時間に所定温度になるよう、主軸頭循環冷却液の冷却制御を行い、主軸熱変位を小さく抑えることのできる主軸温度制御方法及び装置を提供する。【構成】 冷却器21と主軸頭11との間で冷却液を循環させ主軸を冷却する。主軸回転数に対応した主軸の発熱仕事率を予め制御手段(CPU)31に記憶する。機械制御装置(MTC)33から主軸起動信号と主軸回転数を受信したとき、この回転数に対応した主軸の発熱仕事率を求める。冷却器21の冷却仕事率がこの主軸の発熱仕事率に達するまでの時間遅れに起因する不足冷却仕事量を求め、これと等しい仕事量を追加の仕事として冷却器21に引き続き行わせるようCPU31はインバータ23を駆動して冷却液温度を制御する。
請求項(抜粋):
冷却器で冷却された冷却液を主軸装置内に循環して主軸温度を所定値に維持する工作機械の主軸温度制御方法において、主軸回転数に対応した主軸の発熱仕事率を予め求め、主軸が指定回転数で回転したとき前記冷却器を駆動して冷却液の冷却を開始し、前記冷却器の冷却仕事率が前記予め求めた主軸の発熱仕事率に達するまでの時間遅れに起因する不足冷却仕事量とほぼ等しい仕事量を追加の仕事として前記冷却器に引き続き行わせるようにしたことを特徴とする工作機械の主軸温度制御方法。
IPC (2件):
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