特許
J-GLOBAL ID:200903079829682134

注視方向分類システム及び注視方向分類方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-281444
公開番号(公開出願番号):特開2000-113186
出願日: 1999年10月01日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 ドライバーの頭部の位置、姿勢、視点の方向は、車両座標フレーム上で計算しなくてはならず、小出力プロセッサに負荷が集中してしまうという課題があった。【解決手段】 自動車のドライバー10を観測した場合、姿勢間隔ヒストグラムはドライバーがダッシュボード20、ミラー16、サイドウィンドウ18の方向および正面を頻繁に見ることに対応して経時的に複数のピーク値を示す。各ピーク値は、被験者の周囲の環境の質的描写(自動車の例でいえばダッシュボード、ミラー、サイドウィンドウ、正面の近似的、相対的方向等)を用いることで、ラベリングされる。ラベリングされたヒストグラムは、次に後続するすべてのイメージにおいて被験者の頭部姿勢を分類するために使われる。【効果】 被験者の位置、頭部姿勢や視点方向の正確な三次元メトリック測定値を計算する必要なく、該システムが被験者の注視方向をすばやく分類するのを可能にしている。
請求項(抜粋):
多数の周辺対象物を観察する、被験者の注視方向を分類するためのシステムであって、被験者の頭部の姿勢を観察する手段と、前記被験者がさまざまな注視方向を向く際の、前記被験者のさまざまな注視の方向に対応したテンプレートを生成する手段と、前記被験者のイメージを外観上最も類似したテンプレートとマッチングする手段と、所定時間にわたってさまざまな頭部姿勢の頻度を記録し、それぞれのピーク値が、前記被験者の周囲の環境の質的な記述を用いてラベリングされた状態で、前記多数の周辺対象物に向かって頻繁に見た方向をピーク値として経時的に記録する姿勢間隔ヒストグラムを生成するために、マッチングした前記テンプレートを使用する手段と、前記頭部姿勢の観察手段および、前記被験者の現在の注視方向に最も密接に対応するピーク値を決定するための前記姿勢間隔ヒストグラムと連係し、これによって、注視方向は、頭部の位置および視線点方向を直接測定することなく分類される手段とを備えた注視方向分類システム。

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