特許
J-GLOBAL ID:200903079832813096

筺体用熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112389
公開番号(公開出願番号):特開平10-298423
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】塩素および臭素化合物を使用することなく、薄肉部を有する筺体の耐衝撃性、耐熱性、成形品の表面光沢、および難燃性に優れた樹脂組成物を提供すること。【解決手段】(A)芳香族ポリカ-ボネ-ト70〜95重量%、(B)グラフト共重合体30〜2重量%および(C)ビニル系共重合体0〜28重量%からなり、(A)と(B)および(C)の合計量100重量部に対し、(D)フッ素系樹脂0.01〜2重量部および(E))特定のリン酸エステル化合物2〜30重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物であって、該樹脂組成物の260°Cにおける見掛けの溶融粘度が特定の範囲にあることを特徴とする2mm以下の最小厚みを有する筺体用熱可塑性樹脂組成物
請求項(抜粋):
(A)芳香族ポリカ-ボネ-ト70〜95重量%、(B)芳香族ビニル系単量体50〜90重量%とシアン化ビニル系単量体10〜50重量%とを含有する単量体混合物70〜20重量部を、ゴム質重合体30〜80重量部にグラフト共重合してなるグラフト共重合体30〜2重量%、および(C)芳香族ビニル系単量体50〜90重量%とシアン化ビニル系単量体10〜50重量%とを含有する単量体混合物を共重合してなるビニル系共重合体0〜28重量%からなる樹脂組成物(イ)100重量部に対し、(D)フッ素系樹脂0.01〜2重量部および(E)下記一般式(I)のリン酸エステル化合物2〜30重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物であって、該樹脂組成物の260°Cにおける見掛けの溶融粘度が剪断速度102sec-1で、5×103〜1×105ポイズであり、かつ剪断速度103sec-1で、1×103〜5×104ポイズであることを特徴とする2mm以下の最小厚みを有する筺体用熱可塑性樹脂組成物【化1】(式中、Xはアリーレン基。R1,R2,R3,R4は置換または非置換のフェニル基。)
IPC (5件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/523 ,  C08L 55:02 ,  C08L 25:12 ,  C08L 27:12
FI (2件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/523

前のページに戻る