特許
J-GLOBAL ID:200903079844392134

内燃機関のスロツトル弁駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294655
公開番号(公開出願番号):特開平5-137397
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】スロットル弁を駆動するステップモータの脱調防止、及び同スロットル弁駆動時の応答性向上の両立を図る。【構成】スロットル弁14駆動用のステップモータ15は励磁コイルへの通電が順次切り換えられることにより回転される。CPU33はステップモータ15の目標ステップ位置と実ステップ位置との偏差が所定値よりも大きいとき、励磁コイルの切り換え時間を徐々に短くして加速させ、偏差が所定値以下のとき同切り換え時間を徐々に長くして減速させる。前記加速及び減速が順に実行されている際に目標ステップ位置が変化して引き続き再加速が必要となった場合、CPU33は再加速が実行される前に、最初の加速から再加速までの期間を一周期としたときの周波数がステップモータ15の共振周波数より小さくなるように設定した所定時間、減速終了時の駆動速度にてステップモータ15を定速駆動させる。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に開閉可能に設けられたスロットル弁と、前記スロットル弁に連結され、そのスロットル弁を回転駆動するステップモータと、前記ステップモータの励磁コイルへの通電を順次切り換えることによりステップモータを回転駆動するモータ駆動手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段による内燃機関の運転状態に応じて、前記ステップモータの目標ステップ位置を算出する目標ステップ位置算出手段と、前記ステップモータの実ステップ位置を検出する実ステップ位置検出手段と、前記実ステップ位置検出手段による実ステップ位置と、前記目標ステップ位置算出手段による前記目標ステップ位置との偏差を算出する偏差算出手段と、前記実ステップ位置を前記目標ステップ位置に一致させるべく、前記偏差算出手段による偏差が予め定めた所定値よりも大きいとき、前記モータ駆動手段による励磁コイルの切り換え時間を徐々に短くし、ステップモータの回転を加速させる加速手段と、前記実ステップ位置を前記目標ステップ位置に一致させるべく、前記偏差算出手段による偏差が前記所定値以下のとき、前記モータ駆動手段による前記励磁コイルの切り換え時間を徐々に長くし、ステップモータの回転を減速させる減速手段と、前記実ステップ位置と前記目標ステップ位置との偏差に応じて、前記加速手段によるステップモータの加速、減速手段による減速が順に実行されている際に、前記内燃機関の運転状態の変化により目標ステップ位置が変化して、引き続き加速手段による再加速が必要となった場合には、該再加速が実行される前において、最初の加速から再加速までの期間を一周期としたときの周波数がステップモータの共振周波数より小さくなるように設定した所定時間、前記減速手段による減速終了時の駆動速度にてステップモータを定速駆動させる定速手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のスロットル弁駆動装置。
IPC (4件):
H02P 8/00 303 ,  F02D 9/02 351 ,  F02D 11/10 ,  F02D 29/02 311

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