特許
J-GLOBAL ID:200903079854643348

油剤付与装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301811
公開番号(公開出願番号):特開平8-158140
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【構成】 前面が切り込まれ、横断面が略U字状の内面を有する本体1の切り込みの底部8が、糸条Yの走行方向に向かって浅くなる方向に傾斜した斜面を有し、斜面の上方に油剤吐出孔2が穿設され、油剤吐出孔2の下方の糸条接触面3に糸条Yを接触させながら走行させることによって、油剤を付与する油剤付与装置において、糸条接触面3下方の切り込みの側壁4に油剤捕集用の捕集路6を設け、切り込みの底部8に、捕集路6と接続し、捕集された油剤を溜める油剤溜まり5と、油剤溜まり5の下方で、糸条に再度油剤を付与する油剤垂れ口7を設けた油剤付与装置。【効果】 糸条に付与されずに飛散した油剤を捕集して再度糸条に付与できるので、効率よく油剤が付与され、油剤の過剰供給を大幅に低減できる。さらには、良好な作業環境が維持でき、余剰油剤の落下による製品の汚れを防ぐことができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
請求項(抜粋):
前面が切り込まれ、横断面が略U字状の内面を有する本体の切り込みの底部が、糸条の走行方向に向かって浅くなる方向に傾斜した斜面を有し、斜面の上方に油剤吐出孔が穿設され、油剤吐出孔の下方の糸条接触面に糸条を接触させながら走行させることによって、油剤を付与する油剤付与装置において、糸条接触面下方の切り込みの側壁に油剤捕集用の捕集路を設け、切り込みの底部に、捕集路と接続し、捕集された油剤を溜める油剤溜まりと、油剤溜まりの下方で、糸条に再度油剤を付与する油剤垂れ口を設けたことを特徴とする油剤付与装置。

前のページに戻る