特許
J-GLOBAL ID:200903079858454507
締環部取除きP・Pキャップ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早川 政名 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348626
公開番号(公開出願番号):特開平10-181758
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 締環部を、キャップ本体の外周面の平面視延長線上もしくはそれよりも内側に位置させた締環部取除きP・Pキャップにおいて、肌に優しい薄肉な締環部を使用して開栓したかどうかの判別が一目で行える締環部取除きP・Pキャップを提供する【解決手段】 閉栓時に注出口1の外周面にキャップ本体2を螺嵌させて締環部3の掛合爪13が注出口1にある掛合突起11を乗り越える時、全域に亘って同厚薄肉に形成された締環部3はキャップ本体2の下端面との間に確保された変形許容空間15を利用してV形切欠23の縁面同士のスペースを狭めるように弾性変形してその乗り越えを阻害しない。開栓時には締環部3の掛合爪13が掛合突起11に掛止して引っ張り力を瞬間的に付与することからその力でV形切欠23の唯一連設された下端縁が切断されて締環部3を各連結片4を中心にして切断縁を先端にして拡径した湾曲片複数個に分割する。
請求項(抜粋):
注出口の外周面に螺嵌する合成樹脂製のキャップ本体と、そのキャップ本体に連結片を介して一体に連設され注出口の外周に形成された掛合突起に掛止する掛合爪を内面に有する締環部とを備え、該締環部は切断部を有してなり、閉栓時に締環部の切断部を切断することなく掛合爪が前記掛合突起を乗り越え且つ開栓時に掛合爪がその掛合突起に掛止する時の引っ張り力を受けて締環部がその切断部から切断された状態でキャップ本体と共に締環部が注出口から一緒に取除かれる締環部取除きP・Pキャップにおいて、前記締環部を全域に亘って同厚薄肉に形成すると共にキャップ本体の外周面の平面視延長線上もしくはそれよりも内側に位置させ、前記切断部を下側縁のみが連設する正面視三角形状のV形切欠とし、且つキャップ本体の下端面と締環部上面との間で且つ前記連結片間に締環部の変形許容空間を確保したことを特徴とする締環部取除きP・Pキャップ。
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