特許
J-GLOBAL ID:200903079869794512

対物レンズ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335526
公開番号(公開出願番号):特開平11-175992
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 レンズホルダーの側面に光路を確保する開口を設けて立ち上げミラーをレンズホルダーの内部空間に配置可能とした場合、フォーカシングコイルの厚み方向に巻回幅が規制され、フォーカス制御方向に十分な駆動感度を得ることが出来ず、また、更なる薄型化のために開口を下方が開放された開口とした場合、レンズホルダーの対物レンズの装着部分の強度が弱くなるという問題があった。【解決手段】 対物レンズ2の光軸に垂直な線に対して線対称となる位置に分けてレンズホルダー1に第1及び第2ボビン部3,4を形成し、その第1及び第2ボビン部3,4間をその上側で連結した連結部11の下方に空間12を形成して第1及び第2ボビン部3,4の厚み方向の略全幅に渡ってフォーカシングコイル3,4を巻回し、十分なフォーカシング感度を得る。しかも、連結部11の上方に補強部13,14を形成し、連結部11を補強している。
請求項(抜粋):
磁気回路により形成される同一磁界を用いて直交する2軸方向に対物レンズが装着されるレンズホルダーを駆動する対物レンズ駆動装置であって、該レンズホルダーには、対物レンズが装着される位置を挟む両側に対物レンズの光軸に直交する線に対して略線対称となる位置にそれぞれフォーカシングコイル及びトラッキングコイルを巻回する第1及び第2ボビン部が分けて形成されると共に、レンズホルダーの前記第1及び第2ボビン部間をその上側で連結して下方に空間を形成するべく対物レンズの装着箇所となる連結部が形成され、該連結部の上方にその連結部の前記第1及び第2ボビン部間を補強する補強部が形成されており、かつ、前記磁気回路は、前記第1及び第2ボビン部にそれぞれ巻回されたフォーカシングコイル及びトラッキングコイルに作用する有効磁界を各ボビンに対してそれぞれ独立して形成するべく前記磁気回路を構成する磁石及び外部ヨークが前記第1及び第2ボビン部に対応して分離して形成され、その分離された磁気回路の間と前記レンズホルダーの連結部の下方に形成された空間とにより光ビームの光路を確保したことを特徴とする対物レンズ駆動装置。

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