特許
J-GLOBAL ID:200903079871584983

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-245916
公開番号(公開出願番号):特開平6-066362
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 変速時に摩擦要素の締結圧をフィードバック制御するようにした自動変速機において、フィードバック制御精度を向上させることを目的とする。【構成】 互いに独立して変速動作を行う主変速機と副変速機とを備えた自動変速機において、例えば2-3変速時に副変速機の直結クラッチの締結圧を、副変速機のギヤ比進度が主変速機のギヤ比進度に対応した目標ギヤ比進度となるようにフィードバック制御する。そして、1回のフィードバック制御の全期間にわたってフィードバック補正量を積算すると共に、フィードバック制御の終了後に上記フィードバック補正量の積算値をフィードバック回数で徐算して平均化し、次回のフィードバック制御開始時点における締結圧の初期制御量を前回制御時のフィードバック補正量の平均値を反映させて学習補正する。その際に、前回のフィードバック回数が少ないほど上記平均値の反映度合を小さくする。
請求項(抜粋):
変速時に摩擦要素の締結圧のフィードバック制御を行うフィードバック制御手段と、1回のフィードバック制御の全期間にわたってフィードバック制御量の出力回数をカウントするフィードバック回数計数手段と、1回のフィードバック制御の全期間にわたってフィードバック補正量を積算するフィードバック補正量積算手段と、フィードバック制御の終了後にフィードバック補正量の積算値を上記計数手段でカウントされたフィードバック回数で徐算することにより平均フィードバック補正量を算出する平均フィードバック補正量算出手段と、次回のフィードバック制御開始時点ににおける締結圧の初期制御量を上記算出手段で算出した前回制御時の平均フィードバック補正量を反映させて学習補正する学習補正手段と、上記フィードバック回数計数手段でカウントされる前回のフィードバック回数が少ないほど上記学習補正手段による平均フィードバック補正量の反映度合を小さくする反映度合設定手段とが設けられていることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。

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