特許
J-GLOBAL ID:200903079875559223

車両の流体式自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-259265
公開番号(公開出願番号):特開平5-099321
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】自動変速機の変速時間を目標時間に一致させるためのライン圧学習の精度を改善する。【構成】変速直前における流体式トルクコンバータの速度比eを、変速機の出力軸回転速度No,ギヤ比GR,機関回転速度Neに基づいて演算する(S1〜S3)。そして、前記速度比eが、通常の走行抵抗レベルに相当する所定範囲内(EMIN<e<EMAX)であるか否かを判別する(S4)。ここで、走行抵抗が通常レベルであって速度比eが所定範囲内である場合にのみ、速度比eに基づいて変速終了タイミングを検知し、これに基づいて計測される変速時間を目標時間に近づけるためのライン圧学習を行わせる(S5)。
請求項(抜粋):
機関出力トルクを流体式トルクコンバータを介して自動変速機に伝達するよう構成された車両の流体式自動変速機であって、前記流体式トルクコンバータの速度比を検出する速度比検出手段と、該速度比検出手段で検出される流体式トルクコンバータの速度比に基づく変速終了タイミングの検知に基づいて自動変速機における変速期間を検出する変速期間検出手段と、該変速期間検出手段で検出される変速期間に基づいて前記機関と自動変速機との少なくとも一方の制御対象を制御する制御手段と、を含んで構成された車両の流体式自動変速機において、車両の走行抵抗を検知する走行抵抗検知手段と、変速直前において前記走行抵抗検知手段で検知された走行抵抗に基づいて前記変速期間検出手段における前記速度比に基づく変速終了タイミングの検知を補正する変速終了タイミング補正手段と、を設けたことを特徴とする流体式自動変速機。
IPC (4件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:38 ,  F16H 59:66 ,  F16H 59:68

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