特許
J-GLOBAL ID:200903079884030626

高炭素含有ステンレス鋼薄板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-044743
公開番号(公開出願番号):特開平7-227650
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高炭素含有ステンレス鋼を双ロール法によって連続鋳造することにより,熱圧延工程を省略し,工程とコスト低減を図り,2枚割れ欠陥がなく,高内部品質の薄板を製造できる方法を提供する。【構成】 C:0.60〜1.20mass%,Cr:16.0〜18.0mass%,Si:0〜1.0mass%,Mn:0〜1.0mass%,Mo:0〜0.75mass%を含有し,残部がFe及び不可避的不純物からなる組成の高炭素含有ステンレス鋼の薄板を連続鋳造する双ロール法において,ロール対により加えられる圧着負荷を,2.36×10-4・r1/2・b ≦ P ≦ 3.54×10-3・r1/2・b。の範囲とする。ただし、P:圧着負荷kN、r:初期ロール半径mm、b:板幅mm。
請求項(抜粋):
C :0.60〜1.20mass%,Cr:16.0〜18.0mass%,Si:0〜1.0mass%,Mn:0〜1.0mass%,Mo:0〜0.75mass%を含有し,残部がFe及び不可避的不純物からなる組成の高炭素含有ステンレス鋼の溶湯を溶製し,該溶湯を互いに反対方向に回転する一対の内部水冷された銅製もしくは銅合金製のロールの上部より供給し,ロール対により圧着負荷を加えることによりロール対の両円周面上で形成された溶鋼の凝固シェル同志を圧着させて薄板を連続鋳造する双ロール法において,ロール対により加えられる圧着負荷Pを,2.36×10-4・r1/2・b ≦ P ≦ 3.54×10-3・r1/2・bP:圧着負荷(kN)r:初期ロール半径(mm)b:板幅(mm)の範囲としたことを特徴とする高炭素含有ステンレス鋼薄板の製造方法。
IPC (4件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/22

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