特許
J-GLOBAL ID:200903079886968060

軸封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中林 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-299941
公開番号(公開出願番号):特開平7-151236
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 フローティングシールとラビリンスシールの両方の作用を得ることができる軸封装置を提供する。【構成】 軸封装置は、フローティングシール機構9とラビリンスシール機構10とを具え、ハウジング1と回転軸2との間をシールする。フローティングシール機構9は、ハウジング1に装着されるケーシング3と、これに半径方向に移動可能な状態で保持されるフローティングリング5とで形成する。ラビリンスシール機構10は、回転軸2に仕切刃11a、......を形成して構成される。各仕切刃11a、......間の底面cは、フローティングリング5に近接する3等配の最大径部dを有する。回転軸2とフローティングリング5とが互いに偏心状態となると、回転軸2の回転に伴う動圧力が発生し、フローティングリング5が径方向へ逃げることで両者2、5の接触が回避される。
請求項(抜粋):
ハウジング(1)と、これに挿通される回転軸(2)との間をシールする軸封装置であって、径方向へ移動可能な状態で前記ハウジング(1)に保持されるとともに、内側にわずかに離間した状態で前記回転軸(2)が挿通されるフローティングリング(5)を有するフローティングシール機構(9)と、前記回転軸(2)に、先端部が前記フローティングリング(5)に近接する環状の仕切刃(11a、11b、11c、11d、11e)を所定間隔で複数設けて構成されるラビリンスシール機構(10)とを具え、前記各仕切刃(11a、11b、11c、11d、11e)間に形成される底面(c)の少なくとも1か所に、前記フローティングリング(5)に近接する部位(d)を設けたことを特徴とする軸封装置。
IPC (3件):
F16J 15/16 ,  F16J 15/44 ,  F16J 15/447

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