特許
J-GLOBAL ID:200903079888828932

フレキシブル印刷回路基板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 諸田 英二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-121814
公開番号(公開出願番号):特開平7-307557
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【構成】 本発明のフレキシブル印刷回路基板における保護膜は、ポリイミド樹脂と有機チタン化合物から構成され、ポリイミド樹脂の50mol %以上の酸成分がジフェニルエーテルカルボン酸成分であるとともにジアミン成分が50〜99 mol%の芳香族ジアミンと50〜1mol%のジアミノシロキサンとを配合したものであり、有機チタン化合物はビスシクロペタジエニルチタンメチルなどである。【効果】 本発明のフレキシブル印刷回路基板は、密着性や接着性、耐熱性、電気特性、屈曲性に優れ、低温で加工処理できるもので、これを用いることによって信頼性の高い電子機器を製造することができる。
請求項(抜粋):
(A)次の一般式で示されるポリイミド樹脂であって、【化1】(a )上記ポリイミド樹脂の一般式中におけるR1 は 4価の有機酸残基を示して、R1 を構成する全酸成分のうち50 mol%以上が、次の一般式で示されるビフェニルエーテルテトラカルボン酸であり、【化2】(b )上記ポリイミド樹脂の一般式中におけるR2 は 2価のジアミン残基を示し、(b-1 )R2 を構成する全ジアミン成分のうち50〜99 mol%が次の一般式で示されるジアミン化合物であり、【化3】(但し、式中Xは-CH2 -、-O-、-C(CH3 )2 -、-SO2 -、-C(CF3 )2 -を表す)(b-2)R2 を構成する全ジアミン成分のうち50〜1 mol %が次の一般式で示されるジアミノシロキサン【化4】(但し、式中R3 及びR4 は 2価の有機基を、R5 〜R8 は炭素数 1〜6 の炭化水素を表し、n は 0又は12以下の正の整数を表す)であるポリイミド樹脂と、(B)有機チタン化合物を含み、前記(B)の有機チタン化合物を樹脂組成物 100重量部に対して 0.1〜10重量部の割合に配合してなるポリイミド樹脂組成物による保護膜を形成してなることを特徴とするフレキシブル印刷回路基板。

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