特許
J-GLOBAL ID:200903079892164569

周期検出装置および周期検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-236283
公開番号(公開出願番号):特開平11-083914
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 サンプリング周波数を高くせず、高精度で入力信号の周期を検出できる周期検出装置を提供する。【解決手段】 周期カウンタ部2は、サンプルデータの入力毎にNずつカウント値を増加させる。ゼロクロス点判定部1は、サンプルデータからゼロクロス点通過を検知し、ゼロクロス検出信号を出力する。N倍補間計算部5は、連続した2個のサンプルデータからN-1個の補間データを生成してゼロレベルと比較し、ゼロクロス点と各サンプルデータの入力タイミングとの位相関係を示す位相データαを生成する。ゼロレベル検出信号の発生により、周期カウンタ部2のカウント値と位相データαに基づき周期データが周期レジスタ部3に格納され、位相データαに基づきゼロクロス点から当該時点までの時間相当のカウント値が周期カウンタ部2に設定される。
請求項(抜粋):
入力信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングしたサンプルデータに基づいて当該入力信号の周期を検出する周期検出装置において、前記サンプルデータが入力されるのに同期して所定量ずつカウント値を増加させるカウント手段と、前記サンプルデータに基づいて前記入力信号がゼロレベルを横切ったか否かを判定し、ゼロレベルを横切ったと認められる場合にゼロレベル検出信号を出力するゼロクロス点判定手段と、連続して入力される2個のサンプルデータを用いて直線補間を行うことにより複数の補間データを生成し、各補間データと前記ゼロレベルとの比較により、前記入力信号が前記ゼロレベルを横切るタイミングと前記2個のサンプルデータの入力タイミングとの位相関係を示す位相データを生成する直線補間手段と、前記ゼロレベル検出信号が与えられることにより、前記カウント手段のカウント値と前記位相データに基づいて前記入力信号の周期を表す周期データを出力すると共に、前記位相データに基づいて、前記入力信号が前記ゼロレベルを横切ったタイミングから当該時点に至るまでの時間に対応したカウント値を前記カウント手段に設定する周期データ出力制御手段とを具備することを特徴とする周期検出装置。
IPC (3件):
G01R 23/02 ,  G01R 23/10 ,  H03H 17/00 621
FI (3件):
G01R 23/02 ,  G01R 23/10 B ,  H03H 17/00 621 E

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