特許
J-GLOBAL ID:200903079892446475

人物顔画像照合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-114332
公開番号(公開出願番号):特開平8-315133
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 顔の構造を簡単に自動抽出することができ、しかも照明条件の変動やその経年変化等に対しても安定した識別結果を得る。【構成】 顔を表わした入力画像信号31は、人物顔画像照合装置32内の第1および第2のV字エッジ抽出装置33、34に入力され、それぞれ異なった方向で輝度値が極小をなすV字エッジの抽出が行われる。得られた信号35、36は論理積部37で論理積がとられ、両方向に対してV字エッジに見える構造点が求められる。構造点信号38は、コスト計算部39に入力され、データベース記憶部41から候補となる人物の顔の画像の構造点についてのデータを得て、これらの顔ごとに構造点間距離が計算される。得られた距離信号44は最小コスト選択手段45に入力され、構造点間距離が最小となる人物の選択が行われる。
請求項(抜粋):
照合対象となる人物の顔の画像について異なった2以上の方向に沿ってそれぞれ輝度が極小をなすV字エッジを個別に抽出するV字エッジ抽出手段と、このV字エッジ抽出手段のそれぞれが抽出したV字エッジの論理積をとり、いずれの方向に対してもV字エッジに見える構造点または構造点の連続を求める論理積手段と、候補となる人物の顔ごとの構造点のデータを出力する構造点データ出力手段と、前記論理積手段で求められた顔の構造点と構造点データ出力手段から出力される顔の構造点との構造点間距離を前記候補となる人物の顔ごとに計算する構造点間距離計算手段と、前記構造点データベース記憶手段に記憶された候補となる人物の中で構造点間距離計算手段によって計算した構造点間距離が最小となる者を前記照合対象となる人物として選択する人物選択手段とを具備することを特徴とする人物顔画像照合装置。

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