特許
J-GLOBAL ID:200903079894718383

部分円の測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-068847
公開番号(公開出願番号):特開平5-272961
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 部分円の誤差が拡大することを抑えて適切に部分円の形状検査を行うことを目的とする。【構成】 部分円中心算出手段36は、被測定物34に形成された凹状の部分円34Aの円周上の2点の位置を測定すると共に測定された2点の位置の一方を中心にした設計上の半径寸法の円弧と、他方を中心にした設計上の半径寸法の円弧との交点であって、部分円34Aの周面に対向した側の交点を部分円の中心位置と仮定する。また、動径評価手段38は、仮定された中心位置から部分円34Aの周面までの動径を求め、求められた動径と設計上の半径寸法とを比較して部分円34Aの評価を行う。このように、部分円34Aの設計上の半径寸法を使用して、予め部分円34Aの中心位置と仮定することにより、部分円34Aの測定値に生じた僅かの誤差が、部分円34Aの中心位置と直径寸法を計算により求める場合に拡大されることを防止することができる。
請求項(抜粋):
被測定物にスタイラスを接触させて、被測定物の形状を測定する座標測定装置において、被測定物に形成された凹及び凸状の部分円の円周上の2点の位置を測定し、前記部分円の設計上の半径寸法を入力し、前記測定された2点の位置の一方を中心にした前記設計上の半径寸法の円弧と、他方を中心にした前記設計上の半径寸法の円弧との交点であって、前記部分円の周面に対向した側の交点を前記部分円の中心位置と仮定し、前記仮定された中心位置から部分円の周面までの動径を求め、該求められた動径と前記設計上の半径寸法とを比較して前記部分円の評価を行うことを特徴とする部分円の測定方法。
IPC (2件):
G01B 21/20 ,  G01B 5/00

前のページに戻る