特許
J-GLOBAL ID:200903079902118021

パッキン装置及びパッキンリングの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-019180
公開番号(公開出願番号):特開平8-278320
出願日: 1996年02月05日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【課題】 簡単且つ低コストで製造可能であり、比較的軽量で長期の使用に耐え、密封及び回転数検知に関して優れた性能を有するパッキン装置の提供。【解決手段】半径方向に延びる支持リング(2)の一方の半径方向側部(19)が、第1の機械部材(4)に対して相対回転しない静的密封状態で当接する第1のパッキン部材(3)に結合され、他方の半径方向側部(20)が、第2の機械部材(6)に対して相対回転自在に動的密封状態で当接する第2のパッキン部材(5)に結合されており、第1及び第2のパッキン部材のそれぞれがエラストマー材料からなる。第1の機械部材(4)の回転運動の検知のために、回転数センサ(8)に沿って移動する多極リング(9)が設けられる。多極リング(9)は少なくとも1種の磁性材料を含むペースト状材料から形成され、パッキン部材(3,5)のエラストマー材料により完全に覆われた中間層(10)として配置され、半径方向へ延び周方向に順次並置されたN極及びS極を有する。
請求項(抜粋):
半径方向に延びる支持リングを有するパッキンリングを含むパッキン装置であって、前記支持リングの一方の半径方向側部が、第1の機械部材に対して相対回転しない静的密封状態で当接する第1のパッキン部材に結合され、前記支持リングの他方の半径方向側部が、第2の機械部材に対して相対回転自在に動的密封状態で当接する第2のパッキン部材に結合されており、前記第1及び第2のパッキン部材のそれぞれがエラストマー材料からなり、前記第1の機械部材の回転運動の検知のために前記パッキンリングが回転数センサに沿って移動する少なくとも1つの補助手段を有するものにおいて、前記補助手段が前記回転数センサ(8)に対向する前記支持リング(2)の表面上に配置された多極リング(9)からなり、前記多極リング(9)が硬化可能で磁化可能なペースト状材料から形成されたフィルム状の薄い中間層(10)であり、前記多極リング(9)が周方向に順次並置され半径方向に延在するN極及びS極を有し、且つ前記多極リング(9)が前記第1のパッキン部材(3)及び/又は第2のパッキン部材(5)のエラストマー材料によって完全に覆われていることを特徴とするパッキン装置。
IPC (6件):
G01P 3/487 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/00 ,  F16C 33/76 ,  G01D 5/245 ,  H01F 1/44
FI (6件):
G01P 3/487 Z ,  B60B 35/18 Z ,  F16C 19/00 ,  F16C 33/76 Z ,  G01D 5/245 V ,  H01F 1/28
引用特許:
審査官引用 (2件)

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