特許
J-GLOBAL ID:200903079904185095

作用物質膏薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-568400
公開番号(公開出願番号):特表2003-528832
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2003年09月30日
要約:
【要約】本発明は、作用物質(1)を含む膏薬であって、少なくとも1層の被膜(2)と、少なくとも1種類の作用物質(Z, Z1, Z2)が装填されているモレキュラーシーブを含む皮膚適合性マトリックス(4)を基剤とする作用膜(3)を含んでなる膏薬に関する。モレキュラーシーブ/作用物質付加物(5)は、作用膜が皮膚(6)と接触すると皮膚の発汗による水と共に作用物質を放出する。本発明の膏薬(1)は、モレキュラーシーブ/作用物質付加物(5)も結晶水の十分な基礎モル量(m)と比較してモレキュラーシーブが部分的に脱水している程度まで結晶水を含み、減少したモル量(m’)の結晶水を有する上記モレキュラーシーブは作用物質(Z, Z1, Z2)を装填されており、作用膜(3)が皮膚(6)と接触すると、水が吸着され且つ作用物質が脱着することにより、モレキュラーシーブの結晶水含量が増加することを特徴としている。本発明は、作用物質を含む膏薬(1)の異なる適当な態様、および作用物質(1)を含む本発明の膏薬(1)の有利な製造方法にも関する。
請求項(抜粋):
少なくとも 被膜(2, 8)と、 少なくとも1種類の作用物質(Z, Z1, Z2, Z3, Z4)が装填されているモレキュラーシーブを混合している皮膚適合性マトリックス(4, 10)を基剤とする作用膜(3, 9)であって、モレキュラーシーブ/作用物質付加物(5, 11, 12)は、作用膜が皮膚と接触すると(6, 13)皮膚の発汗による水と共に作用物質を放出するものである上記作用膜、を含んでなる作用物質膏薬であって、 モレキュラーシーブ/作用物質付加物(5, 11, 12)は更に結晶水を含み、しかも十分な基礎モル量(m)の結晶水と比較してモレキュラーシーブが部分的に脱水し、減少したモル量(m’)の結晶水を有するモレキュラーシーブは作用物質(Z, Z1, Z2, Z3, Z4)を装填しており、作用膜(3, 9)が皮膚(6, 13)と接触すると、作用物質の脱着と同時に水の吸着が起こり、モレキュラーシーブの結晶水含量が増加することを特徴とする、上記作用物質膏薬。
IPC (3件):
A61K 47/04 ,  A61K 9/70 401 ,  A61K 47/30
FI (3件):
A61K 47/04 ,  A61K 9/70 401 ,  A61K 47/30
Fターム (6件):
4C076AA74 ,  4C076AA94 ,  4C076BB31 ,  4C076DD29 ,  4C076EE01 ,  4C076FF65

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