特許
J-GLOBAL ID:200903079907061990

燃焼器、その冷却方法及び同燃焼器を備えたガスタービン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121076
公開番号(公開出願番号):特開平10-339439
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 冷却のために必要な圧縮空気量を最小とする燃焼タービン装置のための燃焼器、及びそのような冷却のための方法を提供すること。【解決手段】 燃焼器は、燃焼域36の内部で高温ガスと直接接触する第1ライナー44を有する。冷却空気通路70は第1ライナー44を囲み、三つの仕方で第1ライナーから熱を除去する。第一には、冷却空気流66の一部が第1ライナーの一部におけるしみ出し冷却孔を通って流れる。第二には、冷却空気流の別の部分が第1ライナーの外側面に配置された冷却フィン上に流れる。第三には、冷却空気流の更に別の部分が第1ライナーに対して衝突するようにバッフルアセンブリ134により導かれる。バッフルアセンブリは冷却空気通路内に配設されている。
請求項(抜粋):
ガスタービン装置において圧縮空気を加熱する燃焼器であって、内部に燃焼室を形成する内側面を備えた実質的に円筒状の第1ライナーと、前記燃焼室と燃料流の連通状態で中央に配設された燃料ノズルと、燃料及び圧縮空気を前記燃焼室内に導入するために前記第1ライナー及び前記燃料ノズルの間に形成された少なくとも一つの環状の一次混合通路と、前記第1ライナーを同心状に囲み該第1ライナーとの間に環状の一次冷却空気通路を形成する実質的に円筒状の中間ライナーと、前記一次冷却空気通路内に冷却空気流を導入するための手段と、前記中間ライナーを同心状に囲み該中間ライナーとの間に環状の二次混合通路を形成する実質的に円筒状の外側ライナーと、前記一次冷却空気通路の内部に配設され円周方向に延長したバッフルアセンブリであって、(i)前記中間ライナーに連結する一端を備えると共に、前記第1ライナーの外側面に衝突する冷却空気流の衝突部分を導くため、前記バッフルアセンブリを貫通して延びる複数の孔を備えた円錐部材と、(ii)前記円錐部材の他端に連結する端部を備えた実質的に円筒状の板状フィン部材とを備え、該板状フィン部材が前記冷却空気流の板状フィン用部分を前記第1ライナーの外側面上に流すように導く前記バッフルアセンブリとを有する燃焼器。
IPC (2件):
F23R 3/42 ,  F23R 3/04
FI (2件):
F23R 3/42 A ,  F23R 3/04

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