特許
J-GLOBAL ID:200903079914895678

車両制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-090372
公開番号(公開出願番号):特開2002-285905
出願日: 2001年03月27日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 車両に搭載される構成要素制御部相互間の情報伝送に異常を来した場合に、車両を安全にフェイルセーフ状態に遷移できるようにする。【解決手段】 本発明の車両制御システムにおいては、ハイブリッド制御部とエンジン制御部との間の通信状態に異常を来した場合、エンジン制御部では、複数の制御パラメータに基づいて予め設定された車両の複数の動作状態から、車両の現在の動作状態と制御目標とされる目標状態とを夫々特定する。そして、車両の動作状態をこの現在の動作状態から目標状態に遷移させる複数の遷移経路の中から、適切な遷移経路を予め定めた優先度に基づいて段階的に特定し、この遷移経路に従ったエンジン制御を行う。この優先度は、状態遷移時における車両への負荷又はショックが小さい遷移経路ほど高く設定されているため、フェイルセーフ処理時における各種機器の保護、及びドライバの安全の確保等が図れる。
請求項(抜粋):
車両の複数の構成要素を夫々制御する複数の構成要素制御部と、前記複数の構成要素制御部を互いに接続して、各構成要素制御部相互間の情報伝送を可能とする通信ラインと、を備え、前記各構成要素制御部が、他の構成要素制御部から受信した伝送情報を用いることにより、各々の構成要素を互いに協調制御することが可能に構成された車両制御システムにおいて、前記構成要素制御部の少なくとも一つは、前記通信ラインを介して他の構成要素制御部からの正常な伝送情報が得られない場合に、現在の車両の動作状態を検出又は推定する状態検出手段と、複数の制御パラメータに基づいて予め段階的に表された車両の複数の動作状態から、前記状態検出手段が検出又は推定した車両の動作状態と、該動作状態から制御目標とされる目標状態とを夫々特定し、さらに、車両を該動作状態から目標状態に段階的に遷移させるために予め設定された複数の遷移経路の中から、予め定めた優先度に基づいて適切な遷移経路を特定する遷移経路特定手段と、該遷移経路特定手段により特定された遷移経路に従って、対応する前記構成要素を段階的に制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする車両制御システム。
IPC (8件):
F02D 45/00 374 ,  F02D 45/00 345 ,  F02D 45/00 380 ,  B60K 6/02 ZHV ,  B60K 28/10 ,  B60L 11/14 ZHV ,  F02D 29/02 ,  F02D 29/02 311
FI (8件):
F02D 45/00 374 C ,  F02D 45/00 345 Z ,  F02D 45/00 380 ,  B60K 28/10 Z ,  B60L 11/14 ZHV ,  F02D 29/02 D ,  F02D 29/02 311 B ,  B60K 9/00 ZHV E
Fターム (41件):
3D037FA21 ,  3D037FA24 ,  3G084BA02 ,  3G084BA03 ,  3G084BA32 ,  3G084CA09 ,  3G084DA31 ,  3G084EB05 ,  3G084EB22 ,  3G084EC03 ,  3G084FA05 ,  3G084FA06 ,  3G084FA18 ,  3G084FA31 ,  3G084FA33 ,  3G093AA07 ,  3G093AA16 ,  3G093BA07 ,  3G093BA10 ,  3G093CB01 ,  3G093DA00 ,  3G093DA01 ,  3G093DB05 ,  3G093DB11 ,  3G093EA02 ,  3G093EA03 ,  3G093EB03 ,  3G093FA03 ,  3G093FB05 ,  5H115PA08 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PU25 ,  5H115QE03 ,  5H115QE10 ,  5H115QE20 ,  5H115SE05 ,  5H115TR05 ,  5H115TU07 ,  5H115TZ08

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