特許

J-GLOBAL ID：200903079917548278

動物胚凍結保存液とそれを用いた動物胚凍結保存法

発明者： 音井 威重 ,  鈴木 達行 ,  村上 正夫
出願人/特許権者： 有限会社山口ティー・エル・オー
代理人 (1件)： 井上 浩
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-120882
公開番号（公開出願番号）：特開2005-261413
出願日： 2004年03月19日
公開日（公表日）： 2005年09月29日
要約：

【課題】 本発明は、動物由来タンパク質成分を含まず衛生的で安全性が高く、しかも凍結胚の融解後に胚操作が不要で容易に融解胚を受胚動物に直接移植することができる動物胚凍結保存液とそれを用いた動物胚凍結保存法を提供する。【解決手段】 基礎培地に、略1.5%(w/v)のポリビニルアルコール(PVA)を添加した動物胚冷凍保存液をストロー1内に注入し、ストロー1内に空気層4を2箇所形成してその2箇所の空気層4間の動物胚凍結保存液3中に動物胚2を配置してストローの両端を封止する工程と、ストロー1を緩慢凍結法にて植氷させストロー1内部の動物胚2を凍結保存する工程と、凍結保存された動物胚2を融解する工程を有する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

基礎培地に、1.8Mエチレングリコールと0.05Mのトレハロースと25mMのヘペスと略1.5%(w/v)のポリビニルアルコール(PVA)を添加することを特徴とする動物胚凍結保存液。

IPC (3件)：

C12N5/06 ,  A01N1/02 ,  A61D19/00

FI (3件)：

C12N5/00 E ,  A01N1/02 ,  A61D7/02 B

Fターム (23件)：

4B065AA90X ,  4B065BB02 ,  4B065BB03 ,  4B065BB04 ,  4B065BB12 ,  4B065BB15 ,  4B065BB19 ,  4B065BB37 ,  4B065BB40 ,  4B065BC50 ,  4B065BD06 ,  4B065BD09 ,  4B065CA44 ,  4B065CA60 ,  4H011BB03 ,  4H011BB08 ,  4H011BB18 ,  4H011BB19 ,  4H011BC18 ,  4H011CB02 ,  4H011CB08 ,  4H011CD02 ,  4H011DH02

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 卵子または胚のガラス化用具及び方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-069862   出願人：兵庫県
• 胚のガラス化保存用液体組成物及びそれを用いた胚の超低温保存方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-014592   出願人：独立行政法人家畜改良センター
• 豚胚のダイレクト凍結法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-281911   出願人：家畜受精卵移植技術研究組合

審査官引用 (1件)

• 豚胚のダイレクト凍結法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-281911   出願人：家畜受精卵移植技術研究組合

引用文献：

審査官引用 (3件)

• 家畜人工授精, 19980930, 第188号, p.25-33
• Ani.Reprod.Sci., 1997, Vol.48, p.247-256
• 家畜人工授精, 19980930, 第188号, p.25-33