特許
J-GLOBAL ID:200903079926592999

エンジンにおける潤滑用オイルミスト生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-268469
公開番号(公開出願番号):特開平10-115208
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの如何なる運転姿勢においても、その油溜室の潤滑油を常に確実に飛散させて潤滑用のオイルミストを生成し得る構造簡単な装置を提供する。【解決手段】 油溜室22を、両端に環状の隅角部22a,22bを有する筒状に形成する一方、それら隅角部22a,22bに先端をそれぞれ近接させる二枚の飛散羽根25a,25bを有するオイルスリンガ25をクランク軸13に嵌し、エンジンEの如何なる運転姿勢でも、オイルスリンガ25の回転時、二枚の飛散羽根25a,25bの少なくとも一方により油溜室22の潤滑油を飛散させるようにした。
請求項(抜粋):
エンジン本体(1)内に油溜室(22)を設け、この油溜室(22)に貯留する潤滑油(O)を飛散させてオイルミストを生成するオイルスリンガ(25)をクランク軸(13)又はそれに連動する回転軸に固着してなる、エンジンにおける潤滑用オイルミスト生成装置において、油溜室(22)を、オイルスリンガ(25)の回転軸線を中心とする環状隅角部(22a,22b)を両端に有する筒状に形成し、オイルスリンガ(22)を、クランク軸(13)又はそれに連動する回転軸に嵌着されるボス(25c)と、このボス(22c)から延出して先端を油溜室(22)の一方の隅角部(22a)と他方の隅角部(22b)とに近接させる二枚の飛散羽根(25a,25b)とから構成し、エンジン(E)の如何なる運転姿勢でもこれら飛散羽根(25a,25b)の少なくとも一方により油溜室(22)の潤滑油(O)を飛散させるようにしたことを特徴とする、エンジンにおける潤滑用オイルミスト生成装置。
IPC (3件):
F01M 9/06 ,  F01M 11/00 ,  F02B 63/02
FI (3件):
F01M 9/06 B ,  F01M 11/00 Z ,  F02B 63/02

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