特許
J-GLOBAL ID:200903079928111092

内燃機関のクランク角判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089687
公開番号(公開出願番号):特開平11-287150
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの回転変動が大きい時でも、クランク角判定精度を確保できるようにする。【解決手段】 クランキングを開始して最初の気筒判別を完了した後、クランク信号入力毎にクランク信号カウンタCNEをカウントアップし(ステップ112)、回転変動が大きい期間に、誤判定するおそれのない最初の欠歯部を検出する処理(ステップ114〜120)のみを実行し、誤判定するおそれのある次の欠歯部を検出する処理(ステップ123〜125)を省略する。これにより、回転変動が大きい時に、誤った欠歯部の情報を排除して、正確に検出できる欠歯部のみを用いてクランク角を判定する。そして、最初の欠歯部を検出する毎に、クランク信号カウンタCNEのカウント値を、そのカウント値に応じて特定値(13又は29)にセットし直すことで、ノイズによるカウント値の増加を修正する(ステップ117〜120)。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸の回転に応じて複数の特定クランク角以外のクランク角で等間隔のパルス信号を発生し、複数の特定クランク角で前記等間隔のパルス信号と異なる間隔のパルス信号(以下「不等間隔パルス信号」という)を1個又は複数個発生するパルス信号発生手段と、前記パルス信号発生手段から出力されるパルス信号をカウントすると共に前記不等間隔パルス信号を検出してそれを基準にして前記パルス信号のカウント値からクランク角を判定するクランク角判定手段と、前記クランク軸の回転変動を判定する回転変動判定手段と、前記回転変動判定手段で所定以上の回転変動と判定される期間に前記複数の不等間隔パルス信号のうちの一部の不等間隔パルス信号の検出を許容し、他の不等間隔パルス信号の検出を禁止する誤判定防止手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のクランク角判定装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 ,  G01B 7/30
FI (3件):
F02D 45/00 362 E ,  F02D 45/00 362 B ,  G01B 7/30 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る