特許
J-GLOBAL ID:200903079931261399

像振れ補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-067751
公開番号(公開出願番号):特開2005-257919
出願日: 2004年03月10日
公開日(公表日): 2005年09月22日
要約:
【課題】撮影レンズ等の光学系の振動を角速度センサで検出し、角速度センサからの角速度信号をデジタルフィルタでデジタル積分して得られた角度信号に基づいて防振レンズを制御する像振れ補正装置において、フィルタ演算等の処理時間に起因する角度信号の位相の遅れをデジタルフィルタのフィルタ特性によって低減し、防振性能の向上を図る像振れ補正装置を提供する。【解決手段】デジタル積分を行うデジタルフィルタは、ハードウェア的に示した図2の演算を行う。このとき、乗算定数A0、A1は従来と異なり、A0は1に近い値、A1は0に近い値に設定する。これによって周波数が高くなるにつれて位相の遅れが小さくなる位相特性をもち、処理時間に起因する位相の遅れを相殺することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
像を結像する光学系の振れを示す振れ信号を振れ検出手段から取得し、該取得した振れ信号をデジタルフィルタによりデジタル積分することによって得られた該デジタルフィルタからの出力信号に基づいて前記光学系の振れに起因する像振れを補正する像振れ補正装置において、 前記デジタルフィルタは、前記振れ信号から所定サンプリング周期ごとにサンプリングされて入力される入力値Xn(n=1、2、3...)と、1サンプリング前の入力値Xn-1の入力時に算出された遅延値Wn-1に乗算定数B1を乗算した値B1・Wn-1とを加算した加算値Wn=(Xn+B1・Wn-1)を算出すると共に、該算出した加算値Wnを遅延値Wnとして記憶し、前記加算値Wnに乗算定数A0を乗算した値A0・Wnと、前記遅延値Wn-1に乗算定数A1を乗算した値A1・Wn-1とを加算した加算値Yn=(A0・Wn+A1・Wn-1)を算出し、該算出した加算値Ynを出力値Ynとして出力するデジタルフィルタであって、 前記乗算定数A0が0<A0<1で、且つ、1に近い値に設定され、前記乗算定数A1が0<A1<1で、且つ、0に近い値に設定されるデジタルフィルタであることを特徴とする像振れ補正装置。
IPC (2件):
G03B5/00 ,  H04N5/232
FI (2件):
G03B5/00 F ,  H04N5/232 Z
Fターム (8件):
5C122DA01 ,  5C122EA41 ,  5C122FB03 ,  5C122FH13 ,  5C122HA34 ,  5C122HA78 ,  5C122HB06 ,  5C122HB10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-027052   出願人:富士写真光機株式会社

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