特許
J-GLOBAL ID:200903079939622471

磁気ディスク打痕防止機能を有する磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-015606
公開番号(公開出願番号):特開平11-213581
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 衝撃印加時の磁気ヘッド跳躍のストロークを規制し、磁気ディスク装置の耐衝撃性を向上させる。【解決手段】 磁気ディスク装置1の磁気ヘッド4を弾性支持しているサスペンション5には、その長さ方向の中央位置に、上下にそれぞれ突出された突起体10,11からなる制限部材9を有している。この制限部材9はサスペンション5が垂直面内で弾性変形されたときに、ケース8あるいは磁気ディスク2の表面に当接して、その弾性変形の可動範囲を制限し、サスペンション5における弾性変形エネルギを低減し、磁気ヘッド4が磁気ディスク2に表面に当接される際の衝撃力を緩和し、磁気ディスク2の表面での打痕の発生を防止する。このように磁気ディスクへの打痕を防止する一方で、磁気ヘッド4の跳躍を制限する他の構成体が不要となり、構成が簡易でかつ小型な磁気ディスク装置が得られる。
請求項(抜粋):
回転駆動される磁気ディスクと、前記磁気ディスクに記録再生を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持し、前記磁気ディスクの表面に対して垂直な方向に弾性変形可能な弾性材からなるサスペンションと、前記磁気ヘッドを前記サスペンションと共に前記磁気ディスクの半径方向に移動するアクチュエータとを備え、前記各構成部材をケース内に収容した磁気ディスク装置において、前記サスペションの両面には前記サスペンションの各面から突出された突起体を有する制限部材が設けられていることを特徴とする磁気ディスク打痕防止機能を有する磁気ディスク装置。

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