特許
J-GLOBAL ID:200903079944353870
通信システム及び通信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261586
公開番号(公開出願番号):特開平10-107725
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 第2の通信装置での送受タイミングの関係を所定のものとし得る通信システム及び通信装置を構築する。【解決手段】 第1の通信装置と複数の第2の通信装置とがTDMA方式に従って通信を行なう通信システムに関する。第1の通信装置は、アナログ段階での受信系及び送信系での合計処理遅延時間を計測する手段と、計測用データを送信系に出力してから、それに応答する第2の通信装置からのデータが受信系から入力されるまでのループ時間を計測する手段と、ループ時間と合計処理遅延時間との差分時間を第2の通信装置に送信する手段とを備える。第2の通信装置は、第1の通信装置からの計測用送信データの受信タイミングに同期して、計測用データを送出する手段と、与えられた差分時間に基づいて、アナログ段階での受信系及び送信系での合計処理遅延時間を得て、通常の通信時の送受タイミングの調整用時間として格納する手段とを備える。
請求項(抜粋):
複数のスロットでなる1ブロック期間の各スロットに対して、複数の第2の通信装置のいずれかを割り当てて、第1の通信装置と複数の第2の通信装置とが時分割多元接続方式に従って通信を行なう通信システムにおいて、上記第1の通信装置が、アンテナで捕捉した受信信号をデジタル信号の受信データに変換する受信系での処理遅延時間と、送信データをアンテナから放射できる送信信号に変換してアンテナに与える送信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を計測する第1の通信装置内処理遅延時間計測手段と、計測用のデータを上記送信系に出力してから、それに応答する上記第2の通信装置からの計測用のデータが受信系から入力されるまでのループ時間を計測するループ時間計測手段と、上記ループ時間から、当該第1の通信装置内での合計処理遅延時間を減算した差分時間を求めて上記第2の通信装置に送信する差分時間報告手段とを備えると共に、上記各第2の通信装置が、上記第1の通信装置からの計測用の送信データの受信タイミングに同期して、計測用のデータの送出を実行する計測用データ授受手段と、上記第1の通信装置からの差分時間に基づいて、アンテナで捕捉した受信信号をデジタル信号の受信データに変換する受信系での処理遅延時間と、送信データをアンテナから放射できる送信信号に変換してアンテナに与える送信系での処理遅延時間との合計処理遅延時間を得て、通常の通信時の送受タイミングの調整用時間として格納する調整用時間格納手段とを備えることを特徴とする通信システム。
IPC (4件):
H04B 7/26
, H04J 3/00
, H04J 3/06
, H04L 7/00
FI (4件):
H04B 7/26 N
, H04J 3/00 H
, H04J 3/06 D
, H04L 7/00 G
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