特許
J-GLOBAL ID:200903079944778889

ポリプロピレン系樹脂組成物およびその成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 久保山 隆 ,  中山 亨 ,  榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-032029
公開番号(公開出願番号):特開2004-238586
出願日: 2003年02月10日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】透明性、耐熱性、耐ブリード性に優れたポリプロピレン系樹脂組成物、および該樹脂組成物を用いてなる成形体を提供すること。【解決手段】下記成分(A)及び(B)を含有し、成分(A)の含有量が10〜99重量%、成分(B)の含有量が90〜1重量%であるポリプロピレン系樹脂組成物。(A):メタロセン系触媒を用いて重合されてなり、DSCにより120〜170°Cの範囲に融解ピークが観測され、極限粘度が0.5〜6dl/gであるプロピレン単独重合体(B):DSCにより、融解ピークが実質的に観測され、極限粘度が0.1〜10dl/gであり、分子量分布が4以下である非晶性α-オレフィン系重合体であって、該重合体中の炭素原子数が3〜20のα-オレフィンに基づく単量体単位の含有量が20モル%以上である非晶性α-オレフィン系重合体【選択図】 なし
請求項(抜粋):
下記成分(A)および(B)を含有し、成分(A)と(B)の合計量を100重量%として、成分(A)の含有量が10〜99重量%であり、成分(B)の含有量が90〜1重量%であるポリプロピレン系樹脂組成物。 (A):メタロセン系触媒を用いて重合されてなり、下記要件(a1)および(a2)を充足するプロピレン単独重合体 (a1)示差走査熱量計により、120〜170°Cの範囲に融解ピークが観測されること。 (a2)極限粘度[η]が0.5〜6dl/gであること。 (B):下記要件(b1)〜(b3)を充足する非晶性α-オレフィン系重合体であって、該重合体中の炭素原子数が3〜20のα-オレフィンに基づく単量体単位の含有量が20モル%以上(ただし、該重合体中の全単量体単位含有量を100モル%とする。)である非晶性α-オレフィン系重合体 (b1)示差走査熱量計により、融解ピークが実質的に観測されないこと。 (b2)極限粘度[η]が0.1〜10dl/gであること。 (b3)分子量分布が4以下であること。
IPC (2件):
C08L23/12 ,  C08L23/18
FI (2件):
C08L23/12 ,  C08L23/18
Fターム (11件):
4J002BB12W ,  4J002BB17X ,  4J002BB18X ,  4J002GB01 ,  4J002GC00 ,  4J002GG01 ,  4J002GG02 ,  4J002GL00 ,  4J002GM00 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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