特許
J-GLOBAL ID:200903079945259826
増幅のモード識別を備えた光ファイバー利得媒質
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (9件):
萼 経夫
, 宮崎 嘉夫
, 舘石 光雄
, 小野塚 薫
, 田上 明夫
, ▲高▼ 昌宏
, 中村 壽夫
, 加藤 勉
, 村越 祐輔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-528894
公開番号(公開出願番号):特表2008-511148
出願日: 2005年07月27日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
第1のコア部分(11)、厚み(d2)と、第1コア部分の実効屈折率より屈折率差(Δn)だけ低い屈折率とを有する薄いバリア層(12)、第1コア部分と実効屈折率が等しいか、あるいは大きい第2コア部分(13)、及び上記第1コア部分の実効屈折率より低い屈折率であるクラッディング(14)からなるアクティブなマルチモードの光ファイバー。上記屈折率差と上記厚みは、基本コアモードが、高次コアモードほど上記クラッディングモードと強く結合しないように選択される。第1コア部分の基本モードの共鳴効果への感度を減少させるため、ファイバーの対称性を変更する考えが開示されている。
請求項(抜粋):
-アクティブな原子がドープされ、第1の実効屈折率(n1)を有する第1コア部分(11);
-少なくとも、アクティブな原子がドープされず、上記第1コア部分(11)を取り囲んでおり、及び上記第1の実効屈折率(n1)より大きいか又は等しい第3の実効屈折率(n3)を有する第2コア部分(13);
-少なくとも、上記第2コア部分(13)を取り囲み、上記第1の実効屈折率(n1)より小さい第4の屈折率(n4)を有するクラッディング(14)、それによって境界(23)において屈折率の段差を形成するものであって、
-上記アクティブなファイバー(10)は、さらに上記第1コア部分(11)と上記第2コア部分(13)間のバリア層(12)を含み、上記バリア層(12)は、第1コア部分(11)の第1の実効屈折率(n1)より屈折率差(Δn)だけ小さい第2の実効屈折率(n2)と、厚み(d2)を有し、
-少なくとも、上記第1の実効屈折率(n1)と上記第3の実効屈折率(n3)は、上記第1コア部分(11)で第1の伝播定数(β1)を持つコアモード、及び上記第2コア部分(13)の第2の伝播定数(β2)を持つクラッディングモードを可能にするように選択され、上記第1の伝播定数と第2の伝播定数は互いに近い値を有し、そして、
-上記第2コア部分(13)は、多数のモードを占有するに十分な断面積を有しており;その結果、
上記屈折率差(Δn)と上記厚み(d2)は、基本コアモードが、高次コアモードほど上記クラッディングモードと、より強くなく結合するように選択される、
ことを特徴とする、ファイバーレーザーまたはファイバー増幅器における利得媒質のための、アクティブなマルチモードファイバー(10)。
IPC (3件):
H01S 3/06
, G02B 6/036
, H01S 3/10
FI (3件):
H01S3/06 B
, G02B6/22
, H01S3/10 Z
Fターム (15件):
2H150AD04
, 2H150AD12
, 2H150AD15
, 2H150AD18
, 2H150AD22
, 2H150AD31
, 2H150AD34
, 2H150AH33
, 2H150AH50
, 5F172AE12
, 5F172AF02
, 5F172AF03
, 5F172AF06
, 5F172AM08
, 5F172EE13
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
-
[ONLINE], 20010427, PIII-VI,1-61
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