特許
J-GLOBAL ID:200903079947615360

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211452
公開番号(公開出願番号):特開平10-054684
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 フィンの伝熱性能の低下を可及的に抑制しつつ、ファンの運転騒音を抑制し、もって空気調和機において伝熱性能と静音運転との両立を図る。【解決手段】 フィン3の後縁3bに最も近い位置に配置される後列側伝熱管2B,2B,・・の管段ピッチ方向における両側方にそれぞれ位置する左右一対の後列側スリット群4B,4Bにそれぞれ属する各スリット6,6,・・のうち上記後縁3bに最も近い位置にあるスリット6,6の上記後列側伝熱管2B寄りの端部6a,6a相互間の管段ピッチ方向における間隔Sを、上記フィン3,3,・・の前縁3a側から上記後列側伝熱管2B,2B,・・の外周を回り込んで上記フィン3の後縁3bから後方へ流れる冷却風Aの該後列側伝熱管2B,2B,・・回りにおける渦列の成長を阻害しないような値に設定する。
請求項(抜粋):
薄板状のフィン(3)をその厚さ方向に所定間隔で複数枚列設するとともに、該各フィン(3),(3),・・をその板厚方向に貫通する伝熱管(2A),(2A),・・、(2B),(2B),・・を、上記フィン(3)に対する冷却風(A)の流通方向に略直交する方向に所定間隔で且つ該冷却風(A)の流通方向に多列状に配置し、さらに上記フィン(3),(3),・・の各列に属する各伝熱管(2A),(2A),・・、(2B),(2B),・・の間に位置する管間部(3c),(3c),・・のそれぞれに上記冷却風(A)の流通方向に直交する方向へ延出する複数個のスリット(5),(5),・・、(6),(6),・・からなるスリット群(4A),(4A),・・、(4B),(4B),・・を設けた熱交換器であって、上記フィン(3)の後縁(3b)に最も近い位置に配置される後列側伝熱管(2B),(2B),・・の管段ピッチ方向における両側方にそれぞれ位置する左右一対の後列側スリット群(4B),(4B)にそれぞれ属する各スリット(6),(6),・・のうち上記後縁(3b)に最も近い位置にあるスリット(6),(6)の上記後列側伝熱管(2B)寄りの端部(6a),(6a)相互間の管段ピッチ方向における間隔(S)を、上記フィン(3),(3),・・の前縁(3a)側から上記後列側伝熱管(2B),(2B),・・の外周を回り込んで上記フィン(3)の後縁(3b)から後方へ流れる冷却風(A)の該後列側伝熱管(2B),(2B),・・回りにおける渦列の成長を阻害しないような値に設定したことを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
F28F 1/32 ,  F28F 13/12
FI (2件):
F28F 1/32 S ,  F28F 13/12 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-194293

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