特許
J-GLOBAL ID:200903079960526520
等電点電気泳動法によるタンパク質溶出方法。
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大内 康一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-321331
公開番号(公開出願番号):特開2004-155687
出願日: 2002年11月05日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】pH環境による影響を受けやすい酵素などの機能をもつタンパク質を回収時のpH環境を該酵素のpH安定領域に制御保持しつつ、酵素の機能を損なうことなく回収する。【解決手段】以下の工程からなるタンパク質溶出方法を実現して上記課題を解決する。(a)両端に陰極および陽極の電極を設けた等電点電気泳動用ゲルの所定位置に孔部を形成する工程、(b)前記孔部にタンパク質を捕捉するための吸着体を充填する工程、(c)溶出しようとするタンパク質を含む試料を前記吸着体内にまたは吸着体に当接させる工程、(d)前記ゲルに電場をかけ、前記吸着体のpH値を前記孔部の位置に対応するゲル上のpH勾配に応じたpH値となして試料中のタンパク質を溶出させるとともにこのタンパク質を前記吸着体に吸着させる工程、(e)吸着体からタンパク質を回収する工程。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
以下の工程からなる等電点電気泳動法によるタンパク質溶出方法。
(a)両端に陰極および陽極の電極を設けた等電点電気泳動用ゲルの所定位置に孔部を形成する工程、
(b)前記孔部にタンパク質を捕捉するための吸着体を充填する工程、
(c)溶出しようとするタンパク質を含む試料を前記吸着体内にまたは吸着体に当接させる工程、
(d)前記ゲルに電場をかけ、前記吸着体のpH値を前記孔部の位置に対応するゲル上のpH勾配に応じたpH値となして試料中のタンパク質を溶出させるとともにこのタンパク質を前記吸着体に吸着させる工程、
(e)吸着体からタンパク質を回収する工程。
IPC (2件):
FI (4件):
C07K1/28
, G01N27/26 315C
, G01N27/26 315H
, G01N27/26 315J
Fターム (9件):
4B050CC07
, 4B050DD01
, 4B050FF11C
, 4B050FF13C
, 4B050LL03
, 4H045AA20
, 4H045DA89
, 4H045GA23
, 4H045GA32
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-221652
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蛋白質の相互分離方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-186491
出願人:武田薬品工業株式会社
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特開平1-100448
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