特許
J-GLOBAL ID:200903079963373539

送信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301946
公開番号(公開出願番号):特開平8-163189
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 振幅変動のある送信変調波を非線形で高効率なパワーアンプを用いて発生する方法を提供する。【構成】 ベースバンド波形発生器は、送信変調波のI,Q成分から計算した下記信号I1 =[I+Q・SQRT(4/a2 -1)]Q1 =[Q-I・SQRT(4/a2 -1)]I2 =[I-Q・SQRT(4/a2 -1)]Q2 =[Q+I・SQRT(4/a2 -1)](ただしa2 =I2 +Q2 )を出力する。ここでSQRT(x)はxの平方根を示す。I1 は直交変調器12の同相成分入力、Q1 は直交成分入力、I2 は直交変調器22の同相成分入力,Q2 は直交成分入力である。直交変調器12及び22の出力はともに定包絡線変調波であり、それぞれ非線形で高効率な送信パワーアンプ13、23で容易に電力増幅出来る。送信パワーアンプ13及び23の出力を電力合成器9で合成すると、搬送波に対して同相成分I、直交成分Qを有する送信変調波が得られる。
請求項(抜粋):
同相成分信号I,直交成分信号Qにより搬送波を変調して得られる、振幅変動のある変調波を増幅・送信する送信回路であり、前記同相成分信号I,直交成分信号Qを各々が同相成分信号と直交成分信号とのペアである2つのベクトル信号(I1 ,Q1 ),(I2 ,Q2 )に変換する変換回路であり、前記(I1 ,Q1 )及び(I2 ,Q2 )はその値にかかわらず絶対値が一定である変換回路と、前記ベクトル信号(I1 ,Q1 )により搬送波を変調し、第1の変調波を生成する第1の変調手段と、前記ベクトル信号(I2 ,Q2 )により搬送波を変調し、第2の変調波を生成する第2の変調手段と、前記第1の変調波を電力増幅する第1の増幅手段と、前記第2の変調波を電力増幅する第2の増幅手段と、前記第1の増幅手段出力と前記第2の電力増幅手段出力とを合成する合成手段とを備えたことを特徴とする送信回路。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-101447

前のページに戻る