特許
J-GLOBAL ID:200903079964481750

光路長可変素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048881
公開番号(公開出願番号):特開平10-247215
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 結像光学系のレンズを駆動する自動焦点機構を備える光学機器では、レンズ駆動機構が複雑となり、光学機器が高価格なものとなる。【解決手段】 対向配置される2枚の透明ガラス板11,12の間に、液密空間を画成する軸方向に伸縮可能なベローズ13を設け、この液密空間内に光屈折液体16を充填し、かつ2枚のガラス板11,12をヨーク19、コイル20,21、および永久磁石22で構成される駆動機構によって相対的に平行移動させる構成とする。ベローズ13を伸縮させて2枚のガラス板11,12を平行移動させることで、光屈折液体16の光軸方向の長さ(厚さ)を変化させ、光路長を任意に変化することができる。この光路可変素子を用いて自動焦点機構を構成すれば、結像光学系のレンズを駆動する機構は不要となり、簡易な構成の自動焦点機構が低価格に構成できる。
請求項(抜粋):
光軸を有する光学系の光路上において光軸方向に対向配置される2枚の光透過性の透明板と、これら透明板の間に介在されて前記2枚の透明板との間に液密空間を画成する軸方向に伸縮可能なベローズと、前記液密空間内に充填された光屈折液体と、前記2枚の透明板を相対的に平行移動させる駆動機構とを備え、前記駆動機構は、一方の透明板側に設けられたコイルと、他方の透明板側に設けられた永久磁石とで構成され、前記永久磁石の磁界中で前記コイルへ通電した際に生じる力により前記透明板を相対移動させるように構成されていることを特徴とする光路長可変素子。
IPC (2件):
G06K 7/015 ,  G06K 7/10
FI (2件):
G06K 7/015 C ,  G06K 7/10 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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