特許
J-GLOBAL ID:200903079972831671

アンチスキッドブレーキ制御装置における電磁弁の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-004576
公開番号(公開出願番号):特開平5-185924
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】電磁コイルに流れる洩れ電流が微小であってもその電流を確実に検出するとともに、ノイズの影響を受けることなく、正確に電流を検出することにより、アンチスキッドブレーキ制御装置の非作動時に電磁弁が作動状態に保持されるのを防止する。【構成】チェックパルスによるスイッチ10のON→OFF後に発生するサージ電圧の波形はアンチスキッドブレーキ制御装置の正常または異常によって異なる。そこで、このサージ電圧Vの波形をチェックすることにより、アンチスキッドブレーキ制御装置の正常または異常の判定、すなわち電磁コイルに流れる洩れ電流が電磁弁を作動状態に保持する大きさの電流であるか否かの判定をする。
請求項(抜粋):
制動中の車輪ロック時に、ブレーキ作動流体回路内に配設された電磁弁をオン・オフして車輪のロックを解消するようにブレーキ圧を制御するとともに、セイフティリレーにより前記電磁弁に流れる電流を遮断するようになっているアンチスキッドブレーキ制御装置における電磁弁の制御方式において、チェックパルスによりオンして前記電磁弁の電磁コイルの上流側および下流側のいずれか一方に常開のスイッチを設け、前記チェックパルスによる前記スイッチのオンからオフ後に生じる電磁コイルの上流側および下流側のいずれか一方におけるサージ電圧の波形に基づいて、アンチスキッドブレーキ非制御時に前記電磁コイルへの洩れ電流が設定電流値以上であるか否かを判断し、前記洩れ電流が前記設定電流値以上であると判断したときは、前記セイフティリレーをオフにして前記洩れ電流が前記電磁弁に流れるのを阻止することを特徴とするアンチスキッドブレーキ制御装置における電磁弁の制御方式。

前のページに戻る