特許
J-GLOBAL ID:200903079974159504

免疫学的測定用成形品とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292545
公開番号(公開出願番号):特開平8-146003
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 測定に使用される溶液内の抗体や抗原等の濃度が低い場合でも免疫学的測定を可能にする免疫学的測定用成形品とその製造法を提供すること。【構成】 この免疫学的測定用成形品は、その表面に一般式M(OR)n[Mは金属元素、Rは水素元素若しくはアルキル基でn個のRの内その2個以上が水素元素、nは金属元素の酸化数]で示される有機金属化合物、又はPhmM(OR)n-m[Phは芳香族環若しくは芳香族環を有する置換基、Rは水素元素若しくはアルキル基で(n-m)個のRの内その2個以上が水素元素、Mとnは同上]で示される有機金属化合物の重合体被膜を有することを特徴とする。これ等被膜内には抗体若しくは抗原等と親和性を有しその固相化に寄与する酸素元素等の極性基と疎水基が適切に存在しているため、溶液内の抗体や抗原等の濃度が低い場合でも抗体若しくは抗原の大量かつ安定な固相化を図ることが可能となる。
請求項(抜粋):
免疫学的測定に用いられる成形品において、一般式、M(OR)n[但し、Mは金属元素、Rは水素元素若しくはアルキル基でかつn個のRの内その2個以上が水素元素であり、nは金属元素の酸化数である]で示される有機金属化合物の重合体から成る被膜が成形品表面に設けられていることを特徴とする免疫学的測定用成形品。
IPC (4件):
G01N 33/545 ,  G01N 33/543 525 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/553

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