特許
J-GLOBAL ID:200903079995681340

記録媒体及び該記録媒体を用いたインクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  藤綱 英吉 ,  須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-264513
公開番号(公開出願番号):特開2004-098521
出願日: 2002年09月10日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】画像濃度が高く、印刷ムラやカラーブリードの無い高画質の顔料インク画像を提供し得る記録媒体及びインクジェット記録方法を提供すること。【解決手段】本発明の記録媒体Mは、板状の基材1と、該基材1上に設けられたインク受容層2とを有し、該インク受容層2の表面が、水性顔料インクにより画像が形成される被記録面となっている。この被記録面の全面には、顔料インク凝集能を有する電解質を含有させた電解質溶液が塗布されており、電子線プローブマイクロアナライザー(EPMA)を用いた該記録媒体Mの観察結果から算出される、被記録面から深さ40μmまでの範囲における上記電解質由来の陽イオンと陰イオンとの相対強度比率Rが0.8以上となっている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水性顔料インクにより画像を形成される被記録面を有する記録媒体の該被記録面上に、該水性顔料インクを凝集させる性質を有する電解質を含有させた電解質溶液を塗布してなる記録媒体であって、 電子線プローブマイクロアナライザー(EPMA)を用いて、上記記録媒体中における上記電解質由来の陽イオン及び陰イオンの分布状態を下記〔測定条件〕で観察し、得られた二次元X線強度分布を定量値化して、該陽イオン及び該陰イオンの上記被記録面から深さ40μmまでの範囲における検出強度値をそれぞれ求め、該検出強度値を用いて下記(式1)により算出した相対強度比率Rが0.8以上であることを特徴とする記録媒体。 〔測定条件〕 測定機器:日本電子株式会社製EPMA「JXA-8621MX」、加速電圧:15kV、照射電流:100nA、計測時間:30msec、画素数・画素長:256×256pixel・1μm/pixel、分析ビーム径:1μm以下、分析X線・分光結晶:MgKα(0.9889nm)・TAP、SKα(0.5373nm)・PET、ClKα(0.4729nm)・PET、BrLα(0.8375nm)・TAP、CuKα(0.1542nm)・LiF。
IPC (2件):
B41M5/00 ,  B41J2/01
FI (3件):
B41M5/00 B ,  B41M5/00 A ,  B41J3/04 101Y
Fターム (8件):
2C056EA05 ,  2C056EA06 ,  2C056FC06 ,  2H086BA02 ,  2H086BA15 ,  2H086BA16 ,  2H086BA31 ,  2H086BA41

前のページに戻る