特許

J-GLOBAL ID：200903079997420218

写真支持体用フィルム及びその製造法

発明者： 鈴木 文行 ,  三好 孝仁 ,  佐藤 隆則 ,  白倉 幸夫
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 柳川 泰男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-017918
公開番号（公開出願番号）：特開平10-207007
出願日： 1997年01月16日
公開日（公表日）： 1998年08月07日
要約：

【要約】【課題】 写真フィルムに使用した場合にカブリを発生させることがほとんどなく、巻癖カールが付きにくく、また取扱い性に優れた写真フィルム用支持体を提供すること。【解決手段】 60〜95モル%のエチレン-2,6-ナフタレート単位および5〜40モル%のエチレンテレフタレート単位からなる繰り返し単位を有するポリエステルからなり、さらに、下記式(1):{[NET]/[NETC]}×100 (1)([NET]:上記ポリエステルを構成するエチレン単位の総数に対する、2,6-ナフタレート単位とテレフタレート単位と結合しているエチレン単位の数の割合、[NETC]:上記ポリエステルと同じ組成で有する共重合体の上記特定のエチレン単位の数の割合を表わす。)で表されるエステル交換率が30%以上であり、Tgが100°C以上であり、結晶化熱量が10J/g以下であり、ループスティッフネスが22〜55gにあり、かつアセトアルデヒドの含有量が7ppm以下である写真支持体用フィルム;及びその製造方法。

請求項（抜粋）：

60〜95モル%のエチレン-2,6-ナフタレート単位および5〜40モル%のエチレンテレフタレート単位からなる繰り返し単位を有するポリエステルからなり、さらに、下記式(1): {[NET]/[NETC]}×100 ・・・(1)(但し、[NET]は、上記ポリエステルを構成するエチレン単位の総数に対する、一方の側で2,6-ナフタレート単位と結合し、他方の側でテレフタレート単位と結合しているエチレン単位の数の割合を表わし、そして[NETC]は、2,6-ナフタレート単位とテレフタレート単位とを上記ポリエステルと同じ組成で有するポリエステル共重合体の、該共重合体を構成するエチレン単位の総数に対する、一方の側で2,6-ナフタレート単位と結合し、他方の側でテレフタレート単位と結合しているエチレン単位の数の割合を表わす。)で表されるエステル交換率が30%以上であり、ガラス転移温度が100°C以上であり、降温時の結晶化熱量が10J/g以下であり、ループスティッフネスが22〜55gの範囲にあり、かつアセトアルデヒドの含有量が7ppm以下である押出成形されたポリエステルフィルムである写真支持体用フィルム。

IPC (8件)：

G03C 1/795 ,  B29C 55/12 ,  C08L 67/03 ,  G03C 1/81 ,  G03C 1/95 ,  G03C 3/02 ,  C08J 5/18 CFD ,  B29K 67:00

FI (7件)：

G03C 1/795 ,  B29C 55/12 ,  C08L 67/03 ,  G03C 1/81 ,  G03C 1/95 ,  G03C 3/02 Z ,  C08J 5/18 CFD