特許
J-GLOBAL ID:200903080002839210

鋳鉄成分比率測定装置及びその測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-122843
公開番号(公開出願番号):特開2004-325358
出願日: 2003年04月25日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】鋳鉄のパーライト率、フェライト率を精度良く測定すること。【解決手段】鋳鉄の研磨面をピクリン酸によりエッチングしてパーライトだけを酸化させる。この処理をした研磨面の画像を撮像する。顕微鏡10の頭部にモノクロCCDカメラ11を設け、その後段に複数の閾値を設定する閾値設定装置12、画像分類装置13、成分率演算装置14、画像表示装置15を設ける。鋳鉄の各成分はその成分に特有の輝度で反射し、モノクロCCDカメラ11で撮像される。よって、閾値設定装置12がその特性に基づいて複数の閾値を設定し、画像分類装置13がその複数の閾値を用いて濃淡画像を多値画像(例えば3値画像)に変換する。そして、成分率算出装置14が同一輝度(同一成分)の面積を求め、その面積占有率を算出する。最後に、画像表示装置15がその面積占有率を試料の各成分率として表示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋳鉄を研磨し、その研磨面においてフェライトとパーライトとで異なる輝度を示すように処理をして、その処理された研磨面を撮像し、撮像された画像から鋳鉄の成分比率を測定する鋳鉄成分比率測定装置において、 前記研磨面を濃淡画像で撮像する撮像装置と、 前記濃淡画像における輝度に対して、少なくもと、第1閾値と、その第1閾値よりも輝度の高い第2閾値を設定する閾値設定手段と、 前記濃淡画像の輝度に対して、前記第1閾値よりも小さい第1ランク、前記第1閾値と前記第2閾値との間の第2ランク、前記第2閾値よりも大きい第3ランクの3つのランクに分類する画像分類手段と、 前記画像分類手段により分類された各ランクの画像に基づいて、少なくとも、前記第3ランクに属する画像の面積と前記第2ランクに属する画像の面積とから、フェライト率とパーライト率を演算する成分率演算手段と を備えたことを特徴とする鋳鉄成分比率測定装置。
IPC (4件):
G01N33/20 ,  G01N1/32 ,  G01N21/17 ,  G01N21/27
FI (4件):
G01N33/20 G ,  G01N1/32 A ,  G01N21/17 A ,  G01N21/27 A
Fターム (26件):
2G052AA12 ,  2G052AD32 ,  2G052AD52 ,  2G052EC12 ,  2G052GA11 ,  2G052HB06 ,  2G052HB10 ,  2G052JA04 ,  2G052JA09 ,  2G055AA04 ,  2G055BA04 ,  2G055CA22 ,  2G055DA08 ,  2G055EA06 ,  2G055FA02 ,  2G059AA01 ,  2G059BB08 ,  2G059EE02 ,  2G059EE13 ,  2G059FF01 ,  2G059FF03 ,  2G059HH02 ,  2G059KK04 ,  2G059MM02 ,  2G059MM05 ,  2G059MM09
引用特許:
審査官引用 (5件)
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