特許
J-GLOBAL ID:200903080012539265

新規NMRスクリーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青山 葆 ,  岩崎 光隆 ,  中嶋 正二 ,  小島 一晃
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-536542
公開番号(公開出願番号):特表2004-523732
出願日: 2001年10月19日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
本発明は、少なくとも1のバインダー分子を同定する方法であって、(a)所望のポリペプチドまたはタンパク質中の2種のアミノ酸型(AA1とAA2)を選択し、ここでAA2は、該ポリペプチドまたはタンパク質のアミノ酸配列中のAA1に直接的に続いて少なくとも一度存在し、アミノ酸対AA1-AA2を定義する;(b)所望のポリペプチドまたはタンパク質中の該2種のアミノ酸型(AA1とAA2)を標識し、ここですべてのAA1残基を13Cで、およびすべてのAA2残基を15Nで標識する;(c)ステップ(b)からの標識されたポリペプチドまたはタンパク質の第1のHNCO-型NMRスペクトルを作成し、ここで該標識したアミノ酸対AA1-AA2からのシグナルを同定する;(d)該標識したポリペプチドまたはタンパク質を、可能性のあるバインダー分子またはバインダー分子の混合物と、可能性のあるバインダー分子(複数もある)と標識したポリペプチドまたはタンパク質の結合を可能とする条件および十分な時間で、接触させる;(e)ステップ(d)の、第2のHNCO型NMRスペクトル、または1H-15N相関型NMRスペクトルを作成し、ステップ(c)で同定されるシグナルを監視する;(f)第1および第2のNMRスペクトルを比較し、ここで2種のスペクトル間のステップ(c)で同定したシグナルの化学シフト変化が、可能性のあるバインダー分子および標識したポリペプチドまたはタンパク質間の相互作用を指示する;ステップを含む方法に関する。
請求項(抜粋):
少なくとも1個のバインダー分子を同定するための方法であって、 (a)所望のポリペプチドまたはタンパク質中の2種のアミノ酸型(AA1とAA2)を選択し、アミノ酸対AA1-AA2を定義し、ここでAA2は、該ポリペプチドまたはタンパク質のアミノ酸配列中でAA1に直接的に続いて少なくとも一度存在する; (b)該所望のポリペプチドまたはタンパク質中の該2種のアミノ酸型(AA1とAA2)を標識し、ここですべてのAA1残基を13Cで、およびすべてのAA2残基を15Nで標識する; (c)ステップ(b)からの標識されたポリペプチドまたはタンパク質の第1のHNCO-型NMRスペクトルを作成し、ここで該標識したアミノ酸対AA1-AA2からのシグナルを同定する; (d)該標識したポリペプチドまたはタンパク質を、可能性のあるバインダー分子またはバインダー分子の混合物と、該可能性のあるバインダー分子(複数もある)と該標識したポリペプチドまたはタンパク質の結合を可能とする条件および十分な時間で、接触させる; (e)ステップ(d)からの混合物の、第2のHNCO型NMRスペクトル、または1H-15N相関型NMRスペクトルを作成し、ステップ(c)で同定されるシグナルを監視する; (f)該第1および第2のNMRスペクトルを比較し、ここで2種のスペクトル間のステップ(c)で同定されたシグナルの化学シフト変化が、該可能性のあるバインダー分子と該標識したポリペプチドまたはタンパク質間の相互作用を指示する; ステップを含む方法。
IPC (4件):
G01R33/465 ,  G01N33/15 ,  G01N33/50 ,  G01R33/32
FI (4件):
G01N24/08 510Q ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z ,  G01N24/02 520B
Fターム (12件):
2G045AA40 ,  2G045BA11 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045DA36 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA89 ,  4H045EA50 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
前のページに戻る