特許
J-GLOBAL ID:200903080012745221
連続鋳造機における湯面レベルの制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 義久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112277
公開番号(公開出願番号):特開平9-295116
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】連続鋳造機において、バルジングに起因する湯面レベル変動を抑制して、湯面レベルを安定化させる。【解決手段】鋳型4内の湯面レベルの測定値と、予め設定されている湯面レベルの目標値との偏差である制御偏差を求める。この制御偏差より、鋳片引抜量変動に起因する湯面レベル変動成分と、これ以外の湯面レベル変動成分を算出する。鋳片引抜量変動に起因する湯面レベル変動成分に基づいて、引抜ロール6の引抜速度を算出する。鋳片引抜量変動以外の原因に起因する湯面レベル変動成分に基づいて、タンディッシュ1から鋳型4への注湯量を算出する。前記算出した引抜速度および注湯量をもって操業を行う。
請求項(抜粋):
タンディッシュから鋳型に注湯された溶鋼を鋳型から引き抜いて鋳片を製造する連続鋳造機における前記鋳型内の湯面レベルを制御する方法において、(1)鋳型内の湯面レベルの目標値と湯面レベルの測定値との偏差を求め、(2)前記偏差を用いて、鋳片引抜量変動に起因する湯面レベル変動成分を算出し、この鋳片引抜量変動に起因する湯面レベル変動成分に基づいて鋳型から鋳片を引き抜く引抜速度を算出し、(3)他方で、前記偏差を用いて、鋳型引抜量変動以外の原因に起因する湯面レベル変動の成分を算出し、この鋳型引抜量変動以外の原因に起因する湯面レベル変動成分に基づいてタンディッシュから鋳型に注湯する溶鋼の注湯量を算出し、(4)前記算出した引抜速度および注湯量をもって操業することを特徴とする連続鋳造機における湯面レベルの制御方法。
IPC (2件):
B22D 11/18
, B22D 11/16 104
FI (2件):
B22D 11/18 D
, B22D 11/16 104 F
前のページに戻る