特許
J-GLOBAL ID:200903080012768086

変性ポリプロピレン組成物およびその組成物を用いた積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-083263
公開番号(公開出願番号):特開2001-261905
出願日: 2000年03月21日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【解決手段】 本発明の変性ポリプロピレン組成物は、(A)不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で一部または全部がグラフト変性された変性ポリプロピレンと、(B)特定のMFRと密度を有する非晶性ないし低結晶性のエチレン・α- オレフィン共重合体と、(C)スチレン系エラストマーとを特定割合で含有してなる。該成分(A)は、プロピレン単独重合体のグラフト変性物および/またはプロピレン・α- オレフィンランダム共重合体のグラフト変性物である。本発明の積層体は、上記組成物からなる組成物層と、該組成物層の片面または両面上に設けられた樹脂層とからなる。【効果】 上記組成物は、積層体形成用組成物ないし接着性樹脂組成物として用いることにより、層間接着性に優れ、しかも、80〜125°Cという高温で加熱処理を施した場合でも、層間接着力の低下を防止できる積層体を提供することができる。
請求項(抜粋):
(A)不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で一部または全部がグラフト変性された変性ポリプロピレン40〜92重量%と、(B)メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,230°C、2.16kg荷重)が0.01〜10g/10分であり、密度(ASTM D 1505)が0.900g/cm3以下の非晶性ないし低結晶性のエチレン・α- オレフィン共重合体5〜30重量%と、(C)スチレン系エラストマー3〜30重量%とを含有してなり、該変性ポリプロピレン(A)が、プロピレン単独重合体のグラフト変性物(A1)、および/またはプロピレンとプロピレン以外のα- オレフィンとの合計100モル%に対して、プロピレン以外のα- オレフィンから誘導される構成単位含有量が10モル%以下のプロピレン・α- オレフィンランダム共重合体のグラフト変性物(A2)であることを特徴とする変性ポリプロピレン組成物。
IPC (6件):
C08L 23/26 ,  B32B 27/32 101 ,  B32B 27/32 103 ,  C08L 51/06 ,  C08L 23:08 ,  C08L 53:02
FI (6件):
C08L 23/26 ,  B32B 27/32 101 ,  B32B 27/32 103 ,  C08L 51/06 ,  C08L 23:08 ,  C08L 53:02
Fターム (38件):
4F100AK01B ,  4F100AK01C ,  4F100AK07A ,  4F100AK07B ,  4F100AK07J ,  4F100AK12A ,  4F100AK24A ,  4F100AK24J ,  4F100AK62A ,  4F100AK64 ,  4F100AK65 ,  4F100AK66A ,  4F100AK69 ,  4F100AK69C ,  4F100AL01B ,  4F100AL01C ,  4F100AL04A ,  4F100AL04J ,  4F100AL05A ,  4F100AL09A ,  4F100BA02 ,  4F100BA03 ,  4F100BA08 ,  4F100BA10B ,  4F100BA10C ,  4F100GB08 ,  4F100GB15 ,  4F100JA13A ,  4F100JB20B ,  4F100JB20C ,  4F100JL11 ,  4F100YY00A ,  4J002BB052 ,  4J002BB152 ,  4J002BB211 ,  4J002BN051 ,  4J002BP013 ,  4J002GF00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • プロピレン系重合体組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-325842   出願人:昭和電工株式会社
  • 接着性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-006609   出願人:三菱化学株式会社
  • 特開昭59-120453
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