特許
J-GLOBAL ID:200903080018027088
車両用軸ばね装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-158925
公開番号(公開出願番号):特開平8-048244
出願日: 1987年10月21日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】外筒における円錐状に形成された内周面の大径部に、この内周面に配設されたロールゴムの外方への移動を抑制するロールゴム保持部を付設することにより、装置本体の分解と再組立とを容易にする。【構成】装置本体は、内周面が円錐状に形成された外筒8と、外筒8の内部に挿入されて内周面が円錐状に形成された心金10と、外筒8の内周面と心金10の外周面との間に配置されるリング状のロールゴム4とから構成されている。以上の構造において、外筒8の内周面における大径面には、外筒8の軸中心側へ突出するロールゴム保持部としての突起部9を付設する。また心金10の先端には、半径方向へ突出するロールゴム保持部としての突起部11を付設する。これによれば装置本体の分解時に、ロールゴム4を適正位置に保持できるため、装置本体の再組立を容易にできる。
請求項(抜粋):
軸心を垂直として内周面を円錐状に形成した外筒と、軸心を垂直として前記外筒に挿入可能な外径であって外周面を円錐状に形成した心金と、リング状をなし前記外筒と心金とを組合せ両者の間に嵌挿されるロールゴムとからなり、前記外筒を台車枠に設置し、前記心金を軸箱体に着脱自在に設置した車両用軸ばね装置において、前記外筒の下端の内周面には、内側に突出する突起部があり、前記外筒の内周面の大径部の内径は、外筒に嵌入した前記ロールゴムに対して軸方向の外力が作用していない状態で該ロールゴムを該外筒内部に保持可能に形成されており、前記心金の上端の外周部には、外側へ突出する突起部があり、前記心金の上端部分の外径は、該心金に嵌合した前記ロールゴムに対して軸方向の外力が作用していない状態で該ロールゴムを該心金外周部に保持可能な外径に形成されている、前記ロールゴムは前記外筒の突起部と前記心金の突起部との間に配置されていることを特徴とする車両用軸ばね装置。
IPC (2件):
前のページに戻る