特許
J-GLOBAL ID:200903080018212837

中空シャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 辰也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038317
公開番号(公開出願番号):特開平10-220484
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 ボールナット固定用のロックナットが緩むのを確実に防止する。【解決手段】 電動パワーステアリング装置のモータシャフトに使用される中空シャフト1は、本体2の一端部に形成された大径部5内にボールナット11が挿入され、ボールナット11の雌ねじ溝13には駆動シャフト25外周の雄ねじ溝26が対向されボール14を介し螺合され、ボールナット11に隣接して大径部5開口端部にロックナット15が螺入されてボールナット11が大径部5の段差部4に押接固定されている。ロックナット15の大径部5開口端部外周部に緩み止め係合部18が没設され、緩み止め係合部18には本体2の大径部5開口端部が径方向内向きにかしめられた緩み止めかしめ部9が係合されている。【効果】 ロックナットは本体に緩み止め係合部で回り止めされるため、ロックナットの緩みによる中空シャフトとボールナットの結合力低下は防止できる。
請求項(抜粋):
円筒形状の本体の一端部に形成された大径部の中空部内にボールナットが挿入されているとともに、このボールナットの雌ねじ溝には駆動シャフトの外周に形成された雄ねじ溝が対向されてボールを介して螺合されており、前記ボールナットに隣接して前記本体の大径部開口端部にはロックナットが螺入されて、前記ボールナットが前記大径部の段差部に押接されることにより前記本体に固定されている中空シャフトにおいて、前記ロックナットの前記ボールナットと反対側の端面外周部に緩み止め係合部が没設されており、この緩み止め係合部には前記本体の大径部開口端部が径方向内向きにかしめられて形成されたかしめ部が係合されていることを特徴とする中空シャフト。
IPC (2件):
F16D 1/06 ,  B62D 5/04
FI (2件):
F16D 1/06 B ,  B62D 5/04

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