特許
J-GLOBAL ID:200903080018969342

溶接熱影響部の低温靭性が優れた鋼の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049917
公開番号(公開出願番号):特開平5-247531
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は小〜中入熱溶接において、HAZ靭性(特にCTOD特性)の極めて優れた鋼の製造技術を提供するものである。【構成】 鋼成分中のAlを低く抑え、Ti,N,Oのバランスと適正な焼入性を確保することにより小〜中入熱溶接部の優れた靭性(特にCTOD特性)を得ることができる。これにより、極低温域(-40°C以下)や低温タンク、ラインパイプなどの厳しい環境で使用される鋼材の製造を可能とした。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.06〜0.15%、 Si:0.4%以下、Mn:0.8〜2.0%、 P :0.020%以下、S :0.005%以下、 Al:0.004%以下、Ti:0.004〜0.013%、N :0.0035〜0.0070%、O :0.0010〜0.0030%を含有し、【数1】が0.6〜1.0の範囲で、且つ-0.020%≦〔Ti〕-2〔O〕-3.4〔N〕≦-0.010を満足し、残部が鉄および不可避的不純物からなる実質的にAlを添加しない鋼を連続鋳造法によってスラブとし、これを1200°C以下の温度で再加熱後、厚板圧延を行なうことを特徴とする溶接熱影響部の低温靭性が優れた鋼の製造法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-125812
  • 特開昭64-015321
  • 特開平2-175815

前のページに戻る