特許
J-GLOBAL ID:200903080020106637

樹脂成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-332646
公開番号(公開出願番号):特開2007-136809
出願日: 2005年11月17日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】外観品質に優れた樹脂製品が得られる射出成形用の樹脂成形金型を提供する。【解決手段】本体部Waに連続して端部Wbが折り返された樹脂製品Wを成形するスライドコア3、外型5、傾斜コア7を備えた樹脂成形金型1であって、型開きにあたりスライドコア3を型開き方向Aと直交する方向に移動して樹脂製品Wの端部Wbの外表面Wdを外型5の成形面5aから離して外型5の型開き方向Aへの移動を許容し、更に傾斜コア7の型開き方向Aへの移動に伴って端部Wbに形成されるアンダーカット量だけ移動して傾斜コア7の型開き方向Aへの移動が可能になる。樹脂製品Wのアンダーカット部となる端部Wbを損なうことなく型開きが得られ、かつ外観品質に影響する樹脂製品Wの本体部Waの外表面Wcに対応する位置には型分割線PLがなくなり、外観品質に優れた樹脂製品Wが得られる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
断面形状が本体部に連続して端部がフランジ状に折り返された樹脂製品を成形する樹脂成形金型において、 上記樹脂製品の端部における外表面の先端部側範囲を成形する成形面が形成されて型開き方向と直交する方向に移動可能なスライドコアと、 上記樹脂製品の本体部の外表面から端部の外表面の基端部側範囲を成形する成形面が形成されて上記型開き方向に移動可能な外型と、 上記樹脂製品の端部の内面から本体部の内面に亘って成形する成形面を有して上記型開き方向に移行するに従って樹脂製品の内面から離れる方向に移行する傾斜コアとを備え、 型締め時において上記スライドコアの成形面と外型の成形面、スライドコアの成形面と傾斜コアの成形面がそれぞれ連続してキャビティを形成し、型開きにあたりスライドコアが外型から離れる方向に移動して上記樹脂製品の端部を外型の成形面から離して外型の型開き方向への移動を許容し、かつ傾斜コアの型開き方向への移動に伴って上記端部に形成されるアンダーカット量を型開き方向に対して傾斜する方向に移動して傾斜コアの型開き方向への移動を許容することを特徴とする樹脂成形金型。
IPC (2件):
B29C 45/44 ,  B29C 45/33
FI (2件):
B29C45/44 ,  B29C45/33
Fターム (8件):
4F202AA11 ,  4F202AH24 ,  4F202AM33 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK42 ,  4F202CK54 ,  4F202CK59
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 樹脂成形金型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-292109   出願人:トヨタ自動車株式会社

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